備品選びの失敗例

現事務所は、元々は所長の一人事務所であり、私がイソ弁で入ったときに一部屋を頂きました。

そのとき、執務机、椅子、部屋での相談テーブル、椅子、書類用キャビネットなどを入れたのですが、私自身、まだ弁護士業務を始めていない段階で選んだため、備品選びに失敗したところがあります。

参考に紹介します。

 

●観音開きのキャビネットの高さ

全面観音開きのキャビネットはよいのですが、ちょうどB5ファイルからA4ファイル移行の時期だったため、高さについてよく考えておらず、A4ファイルを立てると6段目の高さが足りず、A4ファイルは5段しか入りませんでした。

今、背の高いキャビネットを入れるなら、A4ファイルが6段入るものを選びましょう!A4ファイル用の薄型がお勧めです。

 

●下段が引き出しのキャビネット

もう1つのキャビネットは、A4ファイル以外のいろんなものを収納できるよう、下段が引き出し2段、上段がA4ファイル3段入るキャビネットにしました。

この引き出しが失敗で、結局A4ファイルサイズの資料を寝かせて入れていたので、使いにくいし、1段分スペースが無駄でした。

引き出しに入れるほうが便利なものもありますが、大型の引き出しではなく、机の引き出しサイズのワゴン引き出しを活用する方が便利でした。

 

●奥行きのありすぎる机

執務机そのものは奥行き80センチで問題ありませんでした。

その執務机と、同じく奥行き80センチの相談用机をL字型に配置するために、L字の角にL字用のテーブルを入れました。

ところが、角テーブルの対角線部分の奥行きが深すぎて、L字角部分に手が届かず、デッドスペースになってしまいました。

L字型執務机のようなイメージを頭に抱いていましたが、大きな机をL字につなげたのは失敗でした。

 

SOHO家具ならとにかく、きちんとしたオフィス家具はなかなか買い換えられないので、外観の吟味だけでなく、どうやって使うのか、何を収納するのか、使用場面を何度もイメージして決めましょう。