弁護士業務ソフトには高機能のものから会計業務に特化するものまでいろいろありますが、まず欲しいのは顧客管理機能と利害関係チェック機能です。
市販の顧客管理ソフトでは相手方との利害関係チェックは難しいですね。
事件管理も必要なので、専用ソフトが便利です。
現事務所は、まだあまり弁護士ソフトが充実していなかったころに、事務所仕様で事件管理・顧客管理ソフトを作ってもらいました。
これは年賀状印刷などとても便利にできていますが、事件管理機能は最低限でして、事件と書類ファイルを結びつけて管理することはできません。
パソコンで作成した書面ファイルを誰のどのフォルダで保存しているか検索に手間取ったりすることがあるので、事件と書面ファイルを結びつけられる専用ソフトを購入したいと思いました。
幸い以前に比べると弁護士ソフトも進化していて、いくつか選択肢もあります。
誰でも簡単にソフトや書類にアクセスできるよう、ネットワーク機能のあるソフトから選ぶことにします。
「護」のお試しバージョンを夏ころに申し込み、使い勝手は悪くなく、高機能だけど(年賀状印刷がハガキに直接できるとなおいいけれど)、いかんせん価格がなあ…。
弁護士+事務員のライセンス2つの基本ライセンスで268,000円、インストール・初回導入費30,000円と消費税です。
うーん、もう少し簡易版の別会社のソフトでもいいかな。
と迷っていたところ、第2候補のソフトはサーバー機(サーバーにもソフトをインストールする)が必要とのこと。
「護」は単なるファイルサーバー(NAS)でよいのです。
サーバー機導入を見積もりしてもらうとNASの場合に比べて60万円ほど多くかかりました(汗)
うちの規模ではサーバー機はあえて必要ないし、これが決め手となって護を導入することにして、NASを含めてパソコン一式注文しました。
12月17日リーガル社に見積依頼をして、20日届いた案内には、12月からキャンペーン中でNASプレゼントとの記載がありました。あらら、下調べ不足。
カタログギフトもプレゼントに選べたのでそちらにしました(※追記:空気清浄機を頼みました。)
事務員さんを2人採用したので、追加ライセンス58,000円と消費税で、全部で373,800円。
5年リースだと月7,035円の案内で、初期費用を抑えるならリースですが、一応独立資金の蓄えはあったので、買い取りにしました。
そのほかに、保守契約が月3,150円かかります。
22日発注しましたが、実際の導入は新事務所が稼動する年明けになります。