ときどき事務所を開く若い弁護士から、「ブログ参考にしました」というお声を頂きます。
自分ではすっかり忘れているブログなのですが、どこかで後輩の役に立っているのは嬉しいことです。
今回久しぶりに更新するのは、うちで使っている給与ソフトの紹介です。
私は、前の事務所でお世話になっていた税理士さんに引き続きお願いをし、その関係で、会計ソフトは、日本デジタル研究所(JDL)の出納帳netを使っています。
これは月380円(6月or1年単位で支払)で使えてなかなか安くていいですが、この会社の新ソフト出納帳Major は無料で使えるそうです。
会計ソフトは外にもいろいろあるし、使い勝手がよくて安いものも出ているようです。
会計ソフトはさておき、私は、開業当初は、このDJLの給与ソフトを使っていました。年末調整はできなかったけど月350円と安かったんです。
ところが、これがバージョンアップして、月額使用料が1000円以上になってしまいました。
事務員1人から数人の規模で、給与ソフトにそんなにかけていられません。
とはいえ、税金やら社会保険料やらの控除を手計算やエクセルで計算するのも面倒だし、給与明細もきれいに出力したいですよね。
年末調整もできたらなおいいです。
給与ソフトは結構高いですが、小規模な事業所向けで使いやすい価格のものをいくつか無料お試しして、安くて機能的でよいと思ったのがこれです。
オフィスクリエイト 給与君(現在はバージョン3です。)
年3800円(税別)というお手軽な価格ながら、税金や社会保険料の改正は自動更新、年末調整機能もあって本格的です。
源泉徴収票、源泉徴収簿も白紙のA4用紙に印刷できます。
マイナンバーにも対応しています。
H28の年末調整やマイナンバー対応の源泉徴収簿の作成もうまくいったので紹介します。
ちょっと給与明細のフェイスが古くさい(失礼)のはご愛敬。
ネットで検索してもあまり評判がひっかかってきませんが、100人まで対応なので法律事務所には十分な機能です。
勤怠管理まではついていないので、そこまで欲しい方は別のソフトを。
(でも当月の有休を入力したら、自動的に給与明細の有休残が変わるくらいは対応してもらえるといいですけどね~。)
給与明細や源泉徴収票がうまく1枚に印刷できないときは余白設定を調整すれば1枚に印刷できます。
A41枚に2枚の給与明細、2枚(H27までは4枚)の源泉徴収票が印刷されます。もっとも、この配置がイマイチで、うまく同サイズに切り分けることができません。このあたりはソフトの価格による限界でしょうか。
几帳面な方は辞めておきましょう。
従業員の人数が少なければ、給与明細や源泉徴収票は、ソフト上の画面を見て、市販・税務署配布のものに手書きで書き入れるというのも一つの手です。
1ヶ月無料お試しがあるので、お手頃な給与ソフトを探している方はお試しで使ってみてはいかがでしょう。