地方での弁護士事務所開業に向けた準備の状況の防備録です。

かなり赤裸々に綴っています。

※赤裸々すぎて2010年8月以降公開を控えていましたが、

そろそろ時効ではないかと思うので公開します。

 

2017年

4月

21日

和室をキッズルームに活用

当事務所を2011年1月に開設して丸6年が経過しました。

開設時に3ヶ月だった子どもが、この4月から小学生になりました。

早いものです。

 

これまで土日の仕事の時は実家に預かってもらっていましたが、子ども同士で遊べるようになってきたので、小学校入学を機に、ほとんど使っていなかった事務所の和室に手を入れて、土日に子どもを連れて事務所に来たときに、子どもがすぐ近所の同級生(保育園からのお友達)と和室で遊べるようにしようと考え、和室のレイアウトを変えたり、自宅からオモチャの一部を持ってきたり、DVDやビデオを見られるようにしたりしました。

 

そこで考えたのが、平日にも和室をキッズルームとして活用することです。

 

もともと、幼児のお子様連れで相談に来られる方のために、相談室に木のおもちゃを少し置いていましたが、遊び始めはいいけれど、小さい子はすぐ飽きてしまいます。

相談が長引くとぐずったり、中にはぎゃん泣きしたり。そりゃあ狭い部屋で分からない話に付き合わされたら楽しくないですよね。子どもも不愉快だし、相談もなかなかはかどりません。

キッズスペースがあるとよいのですが、当事務所の相談室は狭いので、設置できないままになっていました。

 

そこで、いっそ和室で相談をすればよいのではと思いつきました。

キッズルームと呼ぶようなおしゃれな部屋ではありませんが、畳なので、プレイマットを敷く必要もありません。昼寝もおむつかえもできます。

子どもは自由に動けて、遊んだりDVDを見たりできるし、親も子どもの様子を見ながら相談できるので安心です。

畳で膝をつき合わせての相談だと育児相談みたいですが…(笑)

 

それから、相談者の中には、小学生くらいのお子様を車で待たせているという方がいらっしゃいます。仕事帰りにお子様を迎えに行ってから打ち合わせに来られるのですね。相談が終わって帰られる間際に気がついて、慌てたりするのですが、車の中でDVDを見せているので大丈夫ですなどおっしゃります(汗)

確かに、小学生くらいになると話の内容がわかるので相談に同席させにくいですが、危ないですし、このような場合は、お子様は和室でDVDを見たり宿題をしたりしながら相談が終わるのを待ってもらえばいいですね。

2階相談室なら和室の隣なので、お子様の気配は感じつつ、別室相談ができます。

 

考えてみるといろいろ使えそうなので、今後活用していきたいと思います。

 

ほとんど使っていないポータブルDVDもあったので、2階に上がるほどではない短時間の相談の場合は、1階相談室でポータブルDVDを利用してもらうこともできますね。

 

子どもが卒業したDVD(しまじろう、トーマス、アンパンマン)や絵本、おもちゃも活用の場ができました。

 

2017年

1月

03日

お手軽な給与ソフト

ときどき事務所を開く若い弁護士から、「ブログ参考にしました」というお声を頂きます。

自分ではすっかり忘れているブログなのですが、どこかで後輩の役に立っているのは嬉しいことです。

 

今回久しぶりに更新するのは、うちで使っている給与ソフトの紹介です。

 

私は、前の事務所でお世話になっていた税理士さんに引き続きお願いをし、その関係で、会計ソフトは、日本デジタル研究所(JDL)の出納帳netを使っています。

これは月380円(6月or1年単位で支払)で使えてなかなか安くていいですが、この会社の新ソフト出納帳Major は無料で使えるそうです。

会計ソフトは外にもいろいろあるし、使い勝手がよくて安いものも出ているようです。

 

会計ソフトはさておき、私は、開業当初は、このDJLの給与ソフトを使っていました。年末調整はできなかったけど月350円と安かったんです。

ところが、これがバージョンアップして、月額使用料が1000円以上になってしまいました。

 

事務員1人から数人の規模で、給与ソフトにそんなにかけていられません。

とはいえ、税金やら社会保険料やらの控除を手計算やエクセルで計算するのも面倒だし、給与明細もきれいに出力したいですよね。

年末調整もできたらなおいいです。

 

給与ソフトは結構高いですが、小規模な事業所向けで使いやすい価格のものをいくつか無料お試しして、安くて機能的でよいと思ったのがこれです。

 

オフィスクリエイト 給与君(現在はバージョン3です。)

 

年3800円(税別)というお手軽な価格ながら、税金や社会保険料の改正は自動更新、年末調整機能もあって本格的です。

源泉徴収票、源泉徴収簿も白紙のA4用紙に印刷できます。

マイナンバーにも対応しています。

H28の年末調整やマイナンバー対応の源泉徴収簿の作成もうまくいったので紹介します。

 

ちょっと給与明細のフェイスが古くさい(失礼)のはご愛敬。

ネットで検索してもあまり評判がひっかかってきませんが、100人まで対応なので法律事務所には十分な機能です。

勤怠管理まではついていないので、そこまで欲しい方は別のソフトを。

(でも当月の有休を入力したら、自動的に給与明細の有休残が変わるくらいは対応してもらえるといいですけどね~。)

給与明細や源泉徴収票がうまく1枚に印刷できないときは余白設定を調整すれば1枚に印刷できます。

A41枚に2枚の給与明細、2枚(H27までは4枚)の源泉徴収票が印刷されます。もっとも、この配置がイマイチで、うまく同サイズに切り分けることができません。このあたりはソフトの価格による限界でしょうか。

几帳面な方は辞めておきましょう。

従業員の人数が少なければ、給与明細や源泉徴収票は、ソフト上の画面を見て、市販・税務署配布のものに手書きで書き入れるというのも一つの手です。

1ヶ月無料お試しがあるので、お手頃な給与ソフトを探している方はお試しで使ってみてはいかがでしょう。

 

2014年

6月

22日

安くてコンパクトなシュレッダー

久しぶりに開業準備ブログに追加記事です。

 

法律事務所にはシュレッダーが必須ですが、新規開業の1人事務所ならハイスペックなものは必要ないと思います。といっても家庭用では辛いです。

シュレッダーが詰まりやすいと、地味にストレスなのですが、大きいシュレッダーでも詰まりやすかったり、小さくても強力だったりといろいろです。

 

シュレッダーはコンパクトなものを探していました。

事務所開設時、オシャレ家電のシュレッダー(コノフ)が気に入り、購入したのですが、家庭用だったのでしょう。マイクロカットはよかったですが、オフィス用としては力不足で、しょっちゅう詰まってストレスを感じたあげく、詰まりが回復しなくなり、割とすぐに廃棄しました。自宅のシュレッダーが壊れたときに自宅用に購入したいと思います。

 

その後にカタログ(カウネットかアスクル)から購入したオフィス用シュレッダー、これはよかったです。

一度に12枚裁断OK。詰まり知らずでストレスフル。

小型な上、紙の取り出し口が長方形の短辺のほうなので、隙間におけます。

そしてリーズナブル。

切断後の紙片は少々粗め(4㎜×30㎜)です。

気になる方は他のマイクロカットのものを選んでください。あと、大量廃棄で長時間利用する人は、もっとハイスペックのものにしましょう。

 

先日、コンサル事務所を開業した友人の開業祝いにしたところ、友人にも喜んでもらえたので、紹介いたします(シュレッダーの個体差があったらすみません。)。

カタログからなくなっていたけどamazonでカタログより安く買えました。

安くて性能がいいのでコスパ重視で最初の1台にどうぞ。

2011年

3月

10日

開業準備費用まとめ

開業準備費用まとめがなくては、開業される方の参考にならないかと思いましたので、追加いたします。

賃料、リース料など、月々の支払のみで初期費用のないものは除いています。

 

まずは、オフィス関連費と備品関連費。

  • 事務所改装費・敷金 約100万円(地方なので安いほうでしょうか)
  • 看板一式 約25万円
  • タイルカーペット37㎡ 約20万円
  • ビジネスセーバー約80万円
  • その他家具 約125万円

   事務室デスク・椅子・ワゴン 約35万円(机・椅子は旧事務所より)

   相談室(2カ所)会議テーブル・椅子 約50万円

   ブラインド 約20万円

   シューズロッカー・パーティション・プリンタワゴン等 約20万円

  • 電化製品 約20万円

    冷蔵庫、レンジ、洗濯機、掃除機、シュレッダーなど

 

それから、OA関係が約100万円ですね。施工費込みです。

  • パソコン一式、無線LAN、NAS 約50万円
  • ビジネスフォン一式 約45万円
  • プリンタ 約5万円
  • 複合機 0円(リース)

 

そのほかに業務関連費。

  • 弁護士業務ソフト 約37万円
  • ロゴ制作費 約5万円
  • 判例検索 0円(リース)

以上合計は、約512万円。抜けているものもあると思いますが。

事務用品や消耗品は含まれていないので、初期費用はもう少しかかります。

お祝いとしてもらったもの(約20~30万円相当)は含んでいません。

 

「その他家具」はランクをとことん下げると上記の半額くらいにできます。開業資金がなければ、借り入れするか、リースにするか。中古という手もあり。

 

受付が作り付けだったり、部屋のパーティションがほとんどいらなかったりする分は安く上がってますが、合計してみると結構かかっているもんです。

やっぱり複合機はリースにしておいてよかったようです。

電波時計はお祝いで頂きました
電波時計はお祝いで頂きました

2011年

2月

21日

おまけ

お披露目会も開所パーティも無事にすんだところ。

事務所に出てみるとセコムが出動した報告書が置いてあります。

…いったい何が?


お祝いに頂いた花に風船でデコレーションされたものがあり、これを玄関のシューズボックスの上に飾っていたのですが、夜中に空気の流れで風船が動き、センサーが感知したようでした!


あわてて、風船付の花を、センサーの届かない場所に移動しました。

お披露目会前に、これを読まれている方はご参考に…。

2011年

2月

19日

事務所お披露目会&開所パーティ

 

2月19日、お披露目会当日にもたくさんお花などをお届け頂き、事務所中が花盛りになりました。

午前中はお披露目会で、軽食やドリンクを用意して事務所披露します。

1階をひととおり見て頂いて、2階の洋室と和室にオードブルやドリンクなど用意して寛いで頂く段取りとしました。

近くの弁護士や法律事務所の事務員さん、商工会議所青年部の友人や先輩などにお越し頂きました。

5ヶ月の息子も参加し、愛嬌を振りまいておりました。

お昼過ぎから場所をワインレストランクスクスに移して開所パーティを行い、弁護士・事務員さんを中心に参加して頂き、お祝いと激励を頂戴しました。

 

この場を借りて、すべての皆様に厚くお礼申し上げます。

 

独立後の弁護士業務や事務所経営など、これからが本当のスタートですが、開業準備ブログは、これを一応ゴールとして、閉めさせて頂きます。

これからもご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。

2011年

2月

18日

お披露目会前日

いよいよお披露目会の前日、松江の期日もあって出かけたりする中、ドアフォン設置工事(防犯のためカメラ・録画機能付)があり、お待ちかねの1階相談室のテーブルも搬入されました。

いやー、お披露目会に間に合ってよかった。

 

この日は、ありがたいことにお祝いの花などたくさんお届けいただきました。

玄関や待合スペース、相談室などに並べ、翌日の準備をしました。

オードブルは当日届くので、前日には2階相談室のテーブルにお菓子を並べました。

飲み物を準備したり、プチお土産を準備したり、事務員さんたちもフル回転です。

 

 

2011年

2月

16日

ブラインドの設置

当事務所の事務室の窓は、普通の横型ブラインドがついていました。少々古いですが、事務室だし、色は希望の白なのでこれで十分。窓が多く自前でつけるとバカにならないので、助かりました。

 

一方、お客様の目に触れる入り口と相談室のブラインドには、少々こだわるつもりでした。

 

1階の相談室は磨りガラスなので機能的にはブラインドはなくてもいいですが、高級感と優しさやぬくもりを表現するため、白の木製ブラインドを奮発してみました。

 

玄関ガラスドアはカーテンがついていましたが、こちらはすっきりモダンに見えるよう、白のバーチカルブラインド(布)を奮発してみました。

 

余裕資金が潤沢にあれば高級な内装で仕上げるのもいいですが、そうでなくても、お客様の目に触れる部分の内装の一部でもこだわると、「グレード」イメージがちょっとアップすると思います。

 

さて、2階の和室を洋室に改装した窓にもブラインドをつけるつもりでしたが、和洋折衷も悪くない感じなので、そのまま障子を使うことにしました。照明も和室についていたものをそのまま利用。こちらはプリプラの机・椅子と合わせ、経費節減ができました。

1階相談室
1階相談室

2011年

2月

13日

看板が設置されています

事務所には、ロゴマークを使った看板が設置されました。

 

これまで事務所の目の前を通ったお客様に気がついてもらえず、近くまで迎えに行ったりしましたが、目立つロードサインが設置されたので、今後は迷う方も少なくなりそうです。

医大に行かれる方などで朝夕は結構混む道路なので、宣伝になるかもしれません。

 

袖看板は、建物の色に合わせて、白地に優しい色使いのロゴを使いました。

事務所玄関のガラスドアはアクセント的にオレンジ白抜きで。


それでも迷う方が多ければ、電柱に案内広告を出すなど考えないといけませんが、まあ大丈夫じゃないでしょうか。

 

事務所回りに駐車できますので、お車でおいでください。

2011年

2月

12日

インテリアいろいろ

純粋なインテリアも多少は飾り、オフィスを彩ります。

お客様の目に入るエントランスや相談室が主ですね。

 

まず目に入る玄関のシューズボックス上には、旧事務所からもらってきた豪華めの花瓶入りフェイクフラワーをを飾ります。

クリスマスツリーなど季節のインテリアや生花などと入れ替えながら、季節感を演出しようと思います。

壁には、デパートで購入した複製画。お気に入りのクリムト「接吻」を選びました。

 

2階相談室の押入を取り外した壁には、5年ほど前に購入していた影絵画家藤城清治さんのリトグラフ。
気に入って結構高いものを購入したけれど、大きめなので自宅で持てあまし気味になっていたのを利用しました。

ようやく出番が来たという感じです。

 

そして、グリーンはオフィスのインテリアに欠かせません。

開所祝いに頂いた大小のグリーンやフェイクグリーンを要所に配置しました。

やはり本物のグリーンがいいですが、エアコン直下や手入れをしにくい場所にはフェイクグリーンも便利です。

雑然としているとグリーンが生きないので、グリーンが映える気持ちのいい空間を目指したいです。

2011年

2月

11日

相談室に木製本棚設置

事務室にビジネスセーバーを入れて、本も収納していますが、そのうちスペースが足りなくなることは明らかなので、相談室にも本棚を入れておくことにしました。

 

相談室の壁面一杯に法律書が並んでいると、ザ・法律事務所という感じですが、うちの狭い相談室だと圧迫感があり過ぎるので、収納力は妥協して、座ったときの目線より低めの本棚にします。

相談室なので、スチール家具ではなく木製がいいですが、重い本を入れてもたわまないしっかりしたものが条件です。

伯母が開業祝いにプレゼントしてくれることになり、遠縁の家具屋さんで相談し、スペースに合わせてオーダーで入れてもらうことになりました。

 

お披露目会の1週前の2月11日に設置してもらい、きれいにおさまりました。

旧事務所の部屋に低い棚を入れた時にも思ったけれど、窓下くらいの高さの棚をぴったりと設置した時にかえって部屋が広く見えるようになるのは、どういう目の錯覚なんでしょう。

 

この棚には、差し替えの書式集など背表紙が揃っている本を並べる予定です。

相談室の完成は、肝心の会議テーブル待ちです。

2011年

2月

11日

2階相談室はSOHO家具で

新事務所は、もともと1階が事務所仕様、2階が住居仕様です。

2階の和室を洋室に改装した相談室もやっぱり居宅ぽい雰囲気で、1階相談室より広いにもかかわらず、なんとなくチンマリした雰囲気があります。

 

どうもいわゆるオフィス家具は似合わない感じなので、SOHO家具を利用することにしました(SOHOとはsmoll office home office)。

 

会議テーブルは、アスクルで、240㎝の白のもの。大きさの割に天板が薄いので、軽い雰囲気です。圧迫感の少ないボード型の天板もこだわりです。

お値段はとってもお値頃。

 

2階の椅子もセブンチェアにしたかったですが、予算面で断念し、SOHOのちょっとオシャレなデザイン(多少のチープ感には目を瞑ります)の白の折りたたみ椅子にしました。

今後アップグレードして新たな椅子を入れたときにも折りたたみ椅子ならほかに活用できるので、無駄になりません。

 

大人数の相談はそれほど多くなく、1階相談室が中心となることもあり、1階に予算を重点配分しました。

洋服に例えると、1階はブランド服、2階はプリプラ(プリティプライス)服のコーディネートという感じですね。

2011年

2月

04日

相談室の机と椅子をようやく決定

お客様の目に触れ、使って頂く相談室。

優しく明るい親しみやすい事務所コンセプトを表現するため、迷いに迷った相談室の机と椅子も決定しました。

 

まずは1階の相談室。

机は、1階会議テーブルはコクヨのアリーナTという150㎝で雰囲気に合わせた木目のもの。天板の角が丸めなのとすっきりしたT型の足がこだわりポイントです。

 

ここがメイン相談室になりますが、狭い部屋なので、足下がかさばるキャスター付椅子はやめました。

そして、オフィスぽさを軽減するためにオフィス家具の椅子は回避し、優しく、でもきちんとした雰囲気を出すため、デザイン家具の白のセブンチェアを導入することにしました。

安いリプロダクト品もありますが、ここは気持ちの問題で、正規品を購入。

キャスター付を導入することになったら、セブンチェアは2階相談室の椅子に回そうとおもいます。

 

少人数の相談を広い部屋で行うと逆に落ち着かないこともあるかも。

狭さを生かした(?)心地よい空間にしたいと思います。


セブンチェアにオレンジシートを配置
セブンチェアにオレンジシートを配置

2011年

1月

29日

執務室にベビーベッド

他の法律事務所の執務室になく、当事務所にあるもの。

それはハイ&ローチェアとベビーベッドです。

 

ハイ&ローチェアはその名のとおり高さを上げ下げでき、背もたれもフラットから椅子状にまで動かせる椅子です。動けないうちはお利口に座っていましたが、寝返りできるようになっており、もっと動きたそうです。

 

そこで、事務員さんのお宅で卒業されたベビーベッドをお借りし、執務机の横にベビーベッドを置きました。

育休中の夫が子どもを連れてきて、開業準備の力仕事や工具仕事を手伝ってもらったり、夫が出かけるときに子どもを事務所に預けたりしています。

 

夫の育休は2月までなので、3月からは実家に預けるか、あまり仕事のない日は事務所でみるかしなくてはなりません。

4月からは事務所から2分のところにある保育園に預けられるので、熱を出したりして呼び出しがあってもすぐに迎えに行け、このベッドがあれば安心です。

職住接近の地方事務所ならではといえましょう。

 

歩けるようになって事務所内でいたずらされても困るので、ベッドから降りようとするようになるころまでは、隔離スペースとして設置しておこうと思います

2011年

1月

28日

家電いろいろ

事務所では、いろんな家電も使います。

最初は自宅から持ってきたりしていましたが、徐々に揃えました。

 

キッチン家電

 人が住める仕様のためキッチンは十分な広さのものがついています。

  • 湯沸かしポット
  • コーヒーメーカー
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ

暖房・空調器具

 一応寒冷地なのでエアコンだけでは心許ないです。

  • 石油ファンヒーター
  • 石油ストーブ(ドカ雪のため災害対策)
  • 空気清浄機(護のカタログギフトで)

掃除洗濯器具

 人が住める仕様のため洗濯機置き場があり、タオルを洗濯機で洗えます。

 洗濯機まで置いている事務所は少ないと思います。

  • 掃除機
  • 洗濯機

こんなところでしょうか。

 

2011年

1月

21日

事務所披露目会ご案内発送

法律事務所は、開業時に、事務所披露目会をするのが慣例です。

事務所に軽食やドリンクを用意して、同業者や顧問先、知人等を招待し、事務所内を案内します。

一定の時間を設定し、その時間内に三々五々訪問されるという感じです。

通常は相談室や会議室以外は他事務所に入ることはできないので、同業者の執務室や事務室を見学できる希な機会でもあります(もちろん披露目会の日は記録類は扉付の棚に収納し、訪問者の目に触れることはありません。)。


年賀状を兼ねて、旧事務所と連名で新年の挨拶を出していましたが、今回は、単独で独立の案内と披露目会の案内を出します。

お披露目会は2月19日に設定していたので、なんとか1ヶ月前に出すよう準備しました。


まだまだお披露目できるところまで事務所が完成していないのですが、あと1ヶ月後を開業準備のゴールと定めて頑張ります。

2011年

1月

21日

遅ればせながら他事務所見学

相談室の会議テーブルや椅子、事務室内のパーティションなど、なかなか決まらないし、カタログだけではイメージがわきにくいけれど、近くにショールームもありません。

そこで、今さらながら、近くの法律事務所を3件ほど、見学させてもらいました。


それぞれレイアウトに工夫してあったり、面白いオフィス家具があったり、雰囲気もそれぞれに違いますし、他事務所を見てみるのも興味深いですね。

これから独立する方は是非他事務所を見学しましょう。


さて、ある事務所で入り口付近の待合スペースを囲んでいるパーティションが、新事務所の間仕切りにちょうど良さそうな色と高さです。

聞くと、ガラージのパーティションとのこと。

パーティションは、L字型に配置するよう求められているものが多く、こちらのニーズに合わなかったのですが、調べるとI字配置もできます。

I字配置するものは転倒防止の安定足の出っ張りが邪魔なのですが、これは比較的足が小さく、形状も邪魔にならない形です。

低いパーティションにすれば万一倒れても被害はあまりなさそうです。

値段もお手頃。


こうして、事務室内のパーティションが決まるという収穫がありました。

2011年

1月

17日

事務椅子搬入

事務椅子や執務椅子は、やはりキャスター付が動きやすくていいですね。

執務椅子は、旧事務所からもってきたコクヨのグレーの椅子。

 

事務椅子は、ちょっと明るい色使いにしたかったので、事務所カラーのオレンジで探していました。

とはいってもあまり強い色は避けたかったところ、アスクルで、優しい色のオレンジで丸みを帯びた優しいフォルムの椅子があるのをみつけ、即決。

同じシリーズで優しい黄緑もあり、馴染みそうだったので、オレンジ2台、黄緑1台を導入し、17日届きました。

 

これで新しい机にあう明るい事務椅子がそろいました。

事務室・執務室はお客さんの目には触れないので高級さは不要ですが、そこで仕事をする人たちの気持ちが上がるような気持ちよい空間にしたいです。


相談室はいろいろ見積もり中ですが、お披露目会まであと1ヶ月、間に合うのか少々心配になってきました。

お披露目会時の事務室
お披露目会時の事務室

2011年

1月

17日

名刺作成

名刺は、名刺作成ソフトと市販の名刺用紙でそこそこのものが作れます。

とりあえず、ロゴを決めるときに買った名刺用紙が残っていたので、それを使ってプリンタで名刺を作成していました。

しかし、やっぱり少々ちゃちなので、全面的に手作り名刺を使うのはどうかと思われます。

 

そろそろきちんと名刺を作ることにし、とりあえずこれも、アスクルのスピードセンターで作ってみました。

オレンジをワンポイントに使った2色刷のデザインです。

とりあえず試しなので2種類100枚ずつ。もちろんロゴを入れました。

片面2色刷100枚で¥1,995。

ロゴにエンボス加工をするなど凝るつもりもないし、十分なかんじだったので、これで行くことにしました。

 

オレンジバージョン以外に、旧事務所でお願いしていた業者さんに、1色刷で裏面に事務所地図が入ったものを作ってもらう予定です。

外部で相談をして事務所で継続相談するときなど、地図を書いて事務所の場所を説明しなくてもすみます。

 

表面2色刷、裏面地図にすると、名刺1枚当たりの単価が高くなるので、さりげなく節約することにしました。

2011年

1月

10日

まだまだ準備中のオフィス家具

事務室・執務室は作業ができる状態になっていますが、相談室等は備品購入が未着手です。

今は、相談室は、所有会社が置いていった古い長机に古いパイプ椅子でしのいでいます。事務室の事務椅子も古い事務椅子です。

新事務所を使いながらのほうがイメージが湧いて、より適切なものを揃えることができると思い、あえて後回しにしていました。

 

事務所の電話番号も電話帳に載っていないし、事務所オープンもそんなに知られていないので、しばらくはあまり仕事もないだろうと思っていましたが、継続事件に加え、新年1週目より、新件相談が入ったり、新件依頼があったりと、思ったより仕事がありそうです。

 

これからそろえなければならない主な家具。

事務室

 事務椅子・パーティション

相談室2室

 テーブル、椅子、ブラインド、棚

玄関

 シューズボックス、ブラインド

その他小物

 コートかけ、傘立て、ゴミ箱など

 

まだまだ準備途中ですね。

相談室のテーブル・椅子はいろいろ種類があってなかなか決められず。

シューズボックスは欲しいもののイメージは決まっているけど玄関スペースとサイズが合わずになかなかぴったりのものが見つからず。

でもそろそろ決めて行かなくてはなりません。

お祝いにもらったスタイリッシュなコートかけ
お祝いにもらったスタイリッシュなコートかけ

2011年

1月

07日

弁護士業務ソフト「護」導入

引き続き雪の残る1月7日、リーガルの担当者が四国から来られ、弁護士業務ソフト「護」のインストール作業をされました。

 

これで事件や住所録が一元的に管理できるようになりました。

あらゆる面で弁護士業務を集約できるソフトなので、スケジュールや会計機能もいろいろありますが、全部の機能を使わなくても、必要なところを取り入れて使っていけばよいと思います。

 

新事務所の最初の事務仕事として、開業・事務所お披露目会の案内の郵送があります。

さっそく、事務員さんたちに手分けして住所録を入力してもらい、発送作業にとりかかってもらいます。

その後は、現在の事件と過去の事件を護に地道に入力してもらわなくてはなりません。

利害関係チェックのためここは重要です。

ソフト導入時には少々手間がかかりますが、その後は便利に使えそうです。

2011年

1月

06日

判例秘書導入

今時の法律事務所は、判例検索といえば電子版やインターネットが当然ですね。

旧事務所は私が加入する前から判例秘書を使っていました。

今はほかにもいろんな判例・文献検索がありますが、比較したことないので、どれがいいのかわかりません。こういうところは面倒くさがりなので、継続して、判例秘書を申し込んでいました。

 

1月6日、まだ雪の残る中、さっそく担当者が来られ、いろいろ設定してくれました。

電子版もありますが、インターネット環境ならネットにつないで使うのがいちばん早そうです。

 

一人事務所だとこういう経費を一人で負担するので割高になってしまいますが、これをケチるわけにはいきません。

紙の判例集をいろいろと買わなくてもいいので、昔に比べて費用的に高いことはないのかもしれません。

有志の判例勉強会で判例時報を使っているので、判例時報は本でとることにしますが、判例タイムスはとりあえず購読しなくてもいいかな…。

 

2011年

1月

04日

育児休暇

自営業の弁護士が育児休業しても、どこからも収入は填補されません。

こういうときは社会保険のある方がうらやましい…。

 

さて、夫の職場には育児休暇があるし、社会保険から一定割合が支給されます。

男女共同参画社会推進のため、まず我が家から実践しては?


ということで、夫が1月、2月の2ヶ月間、育児休暇を取ってくれることになりました。

おかげで、雪かき要員として大変役に立ってくれましたが…。

 

育児の手伝いだか開業準備の手伝いだかわかりませんが、自宅と事務所は近く、実家も市内なので、家族のバックアップで開業独立と育児が両立できそうです。

2011年

1月

04日

最初の仕事は雪かき

1月4日、仕事始め。

独立して最初の仕事始めであり、2人目の事務員さんも今日から出勤です。

しかし、年末年始の米子のドカ雪は、まだ全然とけていません。

おかげで、我が事務所の最初の仕事は、駐車場の雪かきとなりました。

 

旧事務所の様子を見に行ってみると、旧事務所でも男性事務員さんたちが駐車場の雪かき中。そこへ新人弁護士さんもやってきて加わりました。

聞けば4日始業の予定を5日始業に変更したとのこと。

 

さすがに裁判所は、業者が入ったとみえ、人が通るスペースと駐車場の一部がきちんと除雪してありました。

 

そこら中で雪かきをしている平成23年の仕事始めの光景でした。

 

 

2011年

1月

03日

前代未聞の大雪

さて、我が町米子は、平成22年12月31日夕方から前代未聞のドカ雪に襲われ、9号線では多くの車が夜通し立ち往生。

雪の重みで鉄塔や湊山公園入り口の潮止めの松が雪で折れるという異常事態。

大規模な停電もあり、帰省していた市内の実家も1日未明から夕方ころまで停電でした。

ファンヒーターもエアコンも使えず、服を着込んでカイロを貼り、カセットコンロでお雑煮を作って、おせちを食べました。


幹線道路は1日のうちに通れるようになりましたが、路地や歩道は未除雪で、市民は三が日をあげて雪かき三昧です。

お正月なので行政の対応もままならなかったでしょうが、お正月ゆえ避けられた混乱もあったといえます。

 

なにかと災害の多い日本列島。

事務所でも備えが必要ですね。

とりあえず雪かきスコップを事務所用に買いました。

 

内浜産業道路・寿司みなと前
内浜産業道路・寿司みなと前
無残に折れた潮止めの松(車内より撮ったのでワイパー跡)
無残に折れた潮止めの松(車内より撮ったのでワイパー跡)

2011年

1月

02日

新年と独立のご挨拶


平成23年あけましておめでとうございます。

1月より川中・足立・野口法律事務所から独立し、足立珠希法律事務所を開業しました(旧事務所は、新年より、川中・野口法律事務所に改名します。)。

これも皆様方のご厚情のたまものと感謝しております。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

 

H23年はうさぎ年です
H23年はうさぎ年です

2010年

12月

28日

事務所マップ制作

開業案内や名刺裏に載せるために、事務所の地図が欲しいです。

サイトに載せたり、いつかパンフに使ったりするときのため、事務所カラーのオレンジ系統で作成しておくことにしました。

かといって、すごく凝るつもりもないので、インターネットで検索し、手頃な価格と手頃なサンプルを載せていたマップ作成業者に依頼。白黒版も込みでした。

 

最初にJR駅からの地図を依頼しましたが、近くの目印が少ないので、広域マップと詳細マップの2つを作成しました。

このサイトはグーグルマップを表示させることができるのですが、せっかく作ったので、ホームページのアクセスにオリジナルマップを掲載しました。

 

現事務所にも印刷しておいておき、現事務所に訪問者があったら渡してもらいます。

2010年

12月

28日

セコム工事

なにかと物騒な世の中なので、法律事務所でもセキュリティ契約は必須です。

現事務所はセコムが入っていますが、情報の早いベテラン営業さんが、手回しよく新事務所のセキュリティ契約の見積もりをされており、そのままセコムさんに依頼しました。

 

年内にパソコンやら記録やら新事務所に搬入されたので、暮れも押し迫った12月28日、セコムのセンサーなど取付作業をしてもらい、セコム契約が開始しました。

 

セキュリティ契約なので詳しい内容や値段は記載を控えますが、初期工事費用やセンサー代のようなものはなく、月々の代金だけなので、開業初期費用は特に発生しませんでした。

 

現事務所は29日で仕事納め。

現事務所に出勤するのも明日が最後になります。

2010年

12月

27日

事務所の看板の決定

引越後の12月27日(月)、現事務所の朝礼に参加するのもあとわずかです。

現事務所には、新63期の男性弁護士が初出勤です。

私の机はもうないため、依頼者との打ち合わせや必要時以外は、新事務所で搬入した荷物を整理したりします。

 

1月から独立ですが、お披露目を2月に予定したので、それまでに事務所を整え、その後に本格稼働というスケジュールです。

 

12月27日、看板業者さんから提案と見積もりの提示がありました。


肝はメインとなるロードサインです。

2本足横長看板でロゴの横に事務所名を配置するパターンと、1本足スクエア看板でロゴと事務所名をスクエアに配置するパターンの提示があり、1本足スクエア看板を選択しました。

色は、オレンジ白抜版のほうがはっきり目立つと看板業者さんに断言されたので、オレンジ白抜きで依頼しました。

袖看板は白地にカラーロゴ、入り口ドアネームはオレンジ白抜きにしました。

2010年

12月

27日

事務用品・消耗品の用意

新事務所には、所有会社が使っていた古い文房具類が多少残っていましたので、それを使用しながら、新しい文房具や消耗品の準備をします。

 

まず文房具類。

これらもアスクルで揃えることにして、お買い得品などを中心に購入しました。

  • 筆記用具類
  • 文具(ハサミ、ノリ、ホッチキス、修正液、テープ、カッター、パンチ等)
  • 付箋各種
  • ラベル
  • ファイル
  • 電卓
  • コピー用紙

などなど。
文具や電卓は、なるべく白、オレンジ、緑から選びました。

事務所作り付けの棚があるので、そこにレターケースなど並べ、文房具や紙の消耗品などを管理することにします。

 

掃除用品、台所用品、トイレ用品などは主に地元のスーパー等で購入。

このあたりは事務員さんにほぼ丸投げです。

 

ほかに脚立やドライバーなどもいります。

最初は一度に揃えるのでバカになりませんね。

2010年

12月

25日

お引っ越し

両事務所は近所ですが、自分たちだけで、本や記録が詰め込まれた重いダンボールを2階から階段で運んで降ろし、車に積み込んで何度も往復するのは大変です。

そこで廃品回収を依頼している業者さんにきくと、昇降機付のトラックを出してくれることになりました。


12月25日(土)9時、事務員さんたちにも休日出勤してもらい、引越作業が始まりました。

 

屈強で手慣れている作業員さん2名のおかげで、作業はとてもスムーズ。

2階の執務室窓から荷物を搬出し、トラックの昇降機を使ってどんどんトラックに積んでもらいます。新事務所は1階なので、人海戦術で荷下ろしと運び込みをします。

執務机と執務椅子も運び出しました。

2往復で荷物の搬出入が終わり、最後は処分する資料入りの段ボールを搬出して処分を任せ、予定より早く2時間くらいで引っ越しが終わりました。

あの大量の重いダンボールを階段を使って運び出していたらと思うとちょっとぞっとします。

やはり何事もプロに頼むのがいちばんです。

 

お昼をみんなで食べた後、がらんとなった10年近く過ごした部屋で、ひとり感慨にふけりながら、これまで使っていたパソコンのデータ保存やデータ消去などパソコンの引っ越し作業をしました。

2010年

12月

24日

事務机・パソコン・複合機・電話の納品

翌25日を引っ越し日と決め、最後の荷造りに大わらわの12月24日、午前中に事務机とパソコンが、夕方ビジネスフォンが納品されました。

現事務所と新事務所が近いので、両方を行ったり来たりです。

 

事務机は、コクヨの、iSデスクシステムシリーズ(白のスチール)で、天板がナチュラル木目のものにしました。

…椅子はまだ古い椅子のままですが。

 

仕事に欠かせないパソコンと複合機も納品があり、パソコンやネットワークの設定もやってもらいます。

 

夕方にはビジネスフォンが納品され、引越前日に、一気に新事務所で執務できる体制が整いました。

引っ越し直前でばたばたするクリスマスイブ、子どもの100日祝いを兼ねてクリスマスケーキを食べました。

 

2010年

12月

23日

封筒・はんこの発注

独立に当たり、新事務所名の封筒も用意しなければなりません。

事務所名入りで必要なサイズは、角2(定型最大のもの)とA4を折らずに入れられる封筒の大小2種類で足ります。


現事務所の封筒はグレーですが、女性事務所なのできれいめの色にしたいです。

ロゴさえ入れられればデザインにはそんなにこだわりはありません。

アスクルのインターネット申込みでロゴも入れられるようだったので、手始めにアスクルでさっさと作ってみることにしました。

封筒は、目に入った女性的なデザインを選んで、封筒の色もきれいめ色を青、緑、黄、ピンクと選び、少量ずつ頼んでみました。

(残念ながらオレンジの封筒はありませんでした。)


アスクルからは注文した翌々日には納品され、十分な出来でした。

ピンクが優しげでわりあい落ち着いた雰囲気だったので、今後、定形封筒はピンクで、大型封筒はそのときどきで作ろうかと思っています。

 

事務所はんこ(組み合わせ式)も、アスクルで、住所、電話番号、事務所名、弁護士名、メールアドレスを作りました。

 

2010年

12月

23日

荷造りは大変

当初予定では、12月28日に私の荷物を搬出することになっていましたが、私が部屋を明け渡した後、現事務所もレイアウト変更をするということで、12月25日土曜日に搬出することになりました。


終わっている事件、あまり使わない本やレジュメから段ボールに詰め始めており、動いている事件や使う本は、詰めてしまうと困るので、最後に一気に詰めます。


終わった大会の資料など溜め込んでいた古いものはこの機会に処分です。

事務員さんに片っ端から詰めてもらえば早いのですが、いらないものも新事務所に運んで収納してしまうと、またしばらく処分できません。

そこで、いるかいらないか私が判別してから詰めてもらうことにしましたが、期日や打ち合わせ、書面書きもあって、判別が追いつかず、搬出日が迫るのになかなか荷造りがすすみません。


12月23日の祝日、一人で黙々とかなりの量の資料等を捨てるものと持っていくものに分別して、段ボールに詰め、ようやくなんとかなりそうな状態になりました。


2010年

12月

22日

弁護士業務ソフト「護」注文

弁護士業務ソフトには高機能のものから会計業務に特化するものまでいろいろありますが、まず欲しいのは顧客管理機能と利害関係チェック機能です。

市販の顧客管理ソフトでは相手方との利害関係チェックは難しいですね。

事件管理も必要なので、専用ソフトが便利です。

 

現事務所は、まだあまり弁護士ソフトが充実していなかったころに、事務所仕様で事件管理・顧客管理ソフトを作ってもらいました。

これは年賀状印刷などとても便利にできていますが、事件管理機能は最低限でして、事件と書類ファイルを結びつけて管理することはできません。

パソコンで作成した書面ファイルを誰のどのフォルダで保存しているか検索に手間取ったりすることがあるので、事件と書面ファイルを結びつけられる専用ソフトを購入したいと思いました。

 

幸い以前に比べると弁護士ソフトも進化していて、いくつか選択肢もあります。

誰でも簡単にソフトや書類にアクセスできるよう、ネットワーク機能のあるソフトから選ぶことにします。

 

「護」のお試しバージョンを夏ころに申し込み、使い勝手は悪くなく、高機能だけど(年賀状印刷がハガキに直接できるとなおいいけれど)、いかんせん価格がなあ…。

弁護士+事務員のライセンス2つの基本ライセンスで268,000円、インストール・初回導入費30,000円と消費税です。

うーん、もう少し簡易版の別会社のソフトでもいいかな。

と迷っていたところ、第2候補のソフトはサーバー機(サーバーにもソフトをインストールする)が必要とのこと。

「護」は単なるファイルサーバー(NAS)でよいのです。

サーバー機導入を見積もりしてもらうとNASの場合に比べて60万円ほど多くかかりました(汗)

うちの規模ではサーバー機はあえて必要ないし、これが決め手となって護を導入することにして、NASを含めてパソコン一式注文しました。

 

12月17日リーガル社に見積依頼をして、20日届いた案内には、12月からキャンペーン中でNASプレゼントとの記載がありました。あらら、下調べ不足。

カタログギフトもプレゼントに選べたのでそちらにしました(※追記:空気清浄機を頼みました。)

 

事務員さんを2人採用したので、追加ライセンス58,000円と消費税で、全部で373,800円。

5年リースだと月7,035円の案内で、初期費用を抑えるならリースですが、一応独立資金の蓄えはあったので、買い取りにしました。

そのほかに、保守契約が月3,150円かかります。

 

22日発注しましたが、実際の導入は新事務所が稼動する年明けになります。

 

2010年

12月

21日

タイルカーペットを敷く

新事務所1階の廊下と部屋の床は、固い冷たい材質の床で、色は白っぽいです。

このままでも機能的には何ら問題はないですが、昔ながらのオフィスっぽいし、冷えるので、部屋にはタイルカーペットを敷くことにします。

LANケーブルなどもカーペットの下を這わせれば邪魔になりません。

 

問題は色。広い面積を占めるので、色次第でイメージががらっと変わります。

オフィスレイアウトソフトで床の色をいろいろ変えて考えます。

ソフトでははっきりした色味を使うと格好いいですが、事務所イメージに合わせると優しい色がいいのかな?

でも薄い色だと汚れが目立つから、 濃いめの落ち着いた色が無難かな?


などと思っていたところ、所長の奥様から、「黒のタイルカーペットの事務所を見てかっこよかった。黒がお勧め!」との言葉。

黒は重いという第一印象があり、考えてもいませんでしたが、レイアウトソフトに入れてみると、違和感なくおしゃれでいい感じです。

万一コーヒーをこぼしてもシミが見えないし…。

 

現事務所でお世話になっている旧知の業者さんに黒を相談すると、結構かっこよくキマルとのことだったので、思い切って黒のタイルカーペットに決めました。

 

12月21日、タイルカーペットの施工をしてもらいました。

結果、足下の黒は重く感じることもなく、空間が引き締まって見え、EDIAのビジネスセーバーや壁の白が映え、予想以上によかったです。

色味が加わらないので、すっきりモダンに見えるのも気に入りました。

チリやゴミは目立つので、掃除はマメにする必要がありますが、狙いを定めやすく掃除しやすいかもしれません。

 

2010年

12月

17日

事務所看板打ち合わせ

さて、事務所には看板が必要です。

こちらも現事務所で依頼している業者さんに頼むことにしました。

 

12月17日、業者さんが現地下見に来られ、打ち合わせしました。

事務所にはもともと袖看板がついていますが、作りが居宅ぽいので、この看板だけだとさりげなすぎて気がつかないことから、以下の3つを依頼。

  • ロードサイン設置
  • 入り口ドアガラスへの事務所名シート
  • 袖看板の内容変更

実際に設置するのは新事務所を開業してからです。

ロゴのデータを渡し、デザインと見積もりを頂くことになりました。


打ち合わせ中、業者さんから現事務所のロードサインは点灯できる仕様であることを初めて聞きました。点灯しているところ見たことなかったですね…。

新事務所はどうするか聞かれましたが、原則夜間営業しませんし、見送りました。

2010年

12月

16日

大容量のビジネスセーバー

法律事務所は記録の管理や保管が命ですが、なかなか場所を取ります。

あふれて積み上がってくると大変なので、記録保管キャビネットは可能な限り大容量のものが欲しいです。

 

新事務所は、長方形の部屋の半分を事務室、半分を執務室にします。

長辺の一方に、広い壁面があるので、ここに記録・本・資料類を収納するキャビネットを置くことにします。

収納力を上げるため、A4ファイル用の薄型ビジネスセーバー(二重になっていて前面が稼動するもの)を導入することにしました。

かなりの大型家具になり、スライド機能のために値段も張りますが、収納力倍増です!

 

壁面の大きな部分を占めるため、大きくイメージに影響するので、ベーシックシリーズより奮発して、コクヨのEDIAというきれいな白のスチール家具シリーズのビジネスセーバーを購入しました。

事務室・執務室なのでお客さんの目には基本ふれないのですが、自分が気に入ってこだわりたかったのが実際のところです。

 

A4ファイルを6段収納できる幅80センチの棚を、後ろ5連結、前4連結で、かなりの収納力です。もちろん個人情報保護のため前面には扉つきです。

これが最も高い買い物で、値引き後でも80万円ちょっと。でも、ロッカー・本棚9個分ですし、ずっと使えることを考えると、そう高くはないのかもしれません。

 

タイルカーペットを貼る前に床に直接設置するとのことで、12月16日にビジネスセーバーが搬入されました。

スライド家具なので、業者さんが慎重に水平を取り、半日くらいかけて、設置してくれました。

できあがりは、白がきれいでデザインもすっきりして美しい!

執務室内の気分があがりそうだし、実物をみても大容量の収納で、その割に圧迫感もなく部屋に馴染み、大満足でした。

ビジネスセーバー設置作業着手時
ビジネスセーバー設置作業着手時

2010年

12月

15日

複合機はリースにしました

事務所のOA関係や備品関係は、お世話になっている顧問先に依頼します。

 

さて、もっとも値の張る複合機。

業者さんの取り扱っているのはゼロックスで、現事務所でも同じです。

書類や証拠をたくさんコピーするし、現在の法律事務所ではFAXでのやりとりが多いので、即独ならともかく、通常は家庭用複合機では間に合いません。

現事務所と同様の業務用複合機は一人事務所には贅沢な感じがしますが、パソコンと同じで、いったん起動や印刷の早いものを使うと、もう遅いものでは満足できません。

また、使用頻度は少ないけれど、デジカメ写真を印刷して証拠として出すことも多いので、カラー複合機がいいですね(資金がなければ家庭用プリンタを使う手もあります。)。

 

ということで、現事務所で使用しているものよりあまり遅いとイライラするので、差の少ない1ランク下の複合機で、大きさもコンパクトなものがあったので、それに決めました。

 

あとは買取かリースか決める必要があります。

購入でもよかったのですが、機能が進歩していくものであることと開業資金に余裕を持たせるため、リースで依頼しました。

 

最近の複合機は詰まったりはあまりしなくなりましたが、それでも保守契約が安心です。

 

カウンター料節約のため、プリンタ単体の機械も注文しました。

同じ業者さんに事務所のパソコンも一式頼んでいます。

こちらは買い換えた時に古いものを家で使ってもいいので購入にしました。

 

2010年

12月

15日

電話配線工事

ビジネスフォンは、現事務所で依頼している先に見積もりをとり、そのままそこに商品と工事をお願いすることにしました。

 

12月15日、他の作業に先立ち、通信関係の工事に入ってもらいました。

 

新事務所には、所有会社の営業所時代の古い机や椅子が置いてあり、だいたい予定しているレイアウトどおりに配置していました。

よって、だいたいの電話設置場所はわかります。

 

2階や相談室も電話は必要なので、ビジネスフォンの線を引いてもらいました。

電話の納品はまた後日なので、電話はまだ通じません。

 

電話が入ったのは引っ越し前日です。なかなかスタイリッシュ。
電話が入ったのは引っ越し前日です。なかなかスタイリッシュ。

2010年

12月

09日

エクセル講習

商工会議所主催のエクセル中級講習があったので、12月8日9日の2日間、私と新事務員さんで行ってきました。


私はエクセルの初歩的な扱いはわかりますが、関数は合計とか簡単なものしか使えません。

現事務所の事務員さんは、転職時にエクセル関数など身につけられていて、これまでは事務員さんにやってもらっていました。

ちょうどよい機会なので、エクセル関数など学びに行くことにしました。


新事務員さんも私と同レベルくらいのようだったので、一緒に申込みしました。


夕方3時間の講習が2日だけでしたが、今まで使えなかったエクセルの機能を学べ、かなり有意義でした。

これからの書面作成が効率的になりいろいろと活かせそうです。

2010年

12月

06日

仕事の引継ぎ

私が受任している案件には、個人事件と事務所事件があります。

個人事件はもちろん持って出ますが、事務所事件で私が担当している事件も原則として引き続き私が担当し、事件終了時に清算することになりました。

よって、弁護士から弁護士への事件の引継ぎはほとんどありません。


仕事の引継ぎがたいへんなのは事務員さんですね。

12月初旬から、採用した事務員さんが現事務所に出勤してくれており、ノウハウを覚えたり、事件の引継ぎをしたりします。

特に債務整理の進捗はややこしく、任意整理だと債権者ごとにも異なるので大変です。

現事務所の事務員さんが、事件ごとの引継表を細かく作ってくれ、説明してくれるので助かりました。


終わった事件ファイルは、個人事件の分だけ持って出ることになり、保管倉庫での荷造りもしなければなりません。

あと3週間ちょっと、いろいろ忙しくなりそうです。



2010年

12月

03日

ロゴマークの決定

ランサーズ(下のサイト)を利用したロゴマークの募集には、2週間で、32名の方から40のデザインの応募がありました。


気に入ったものが複数あって困ってしまうくらいでしたが、全部のデザインを使って名刺を作り、周囲の評判もリサーチした結果、

  • 名刺のロゴマークに使っても潰れない。
  • 白黒にしてもきれい。
  • 法律事務所だからといって固すぎない。
  • 法律事務所なので柔らかすぎない。
  • 一見して桜や梅に見えない。

という基準で絞り、さらに色々リサーチして、最終的に、花びら3枚を用いた断面図という個性的なデザインを提案いただいたロゴマークに決定しました。

 

これで封筒の発注や看板の発注ができるようになりました。

HPにも載せ、大事に育てていきたいと思います。

 

【開業後追記】

梨の花は、あまりメジャーではありませんが、白く上品な花で、春には梨の木に満開になります。「梨の花は春の雪」という地元の方の小説があり、市民シネマで映画化もされました。


ちなみに検索エンジンにかからないようにするため非公開設定オプションを使いましたが、ランサーズに登録してログインすると、非公開設定のコンペも見ることができるので、他の応募ロゴマークを見ることができます。

 

普通の長方形の納品をフォトショップで枠を削った風に加工しました
普通の長方形の納品をフォトショップで枠を削った風に加工しました
クラウドソーシング「ランサーズ」

2010年

11月

20日

ドメイン取得&メールアドレス決定

jimdoの無料機能でホームページの大枠を作ってみましたが、なかなか使い勝手がよく、私でもそれなりに見栄えのいいものができそうです(まだ事務所はオープンしていないので非公開です)。

これだけできれば上等なので、jimdoを使っていくことにしました。

 

これまで無料機能を試してきましたが、有料契約をすると、自分のドメインやそのドメインを使ったメールアドレスが持てます。

ホームページのアドレスや、メールアドレスの@以下の部分に、niftyとかjimdoとか入らず、自社ネームを使用できるわけです。

有料契約の安い方のJimdoProは、年1万円ちょっと。かなり驚きの安さです。

 

無料機能のホームページだとjimdoの広告が入りますし、ここは有料機能を申し込み、自社ドメインも取得することにしました。

 

事務所名.comのドメインは使用済みだったので、事務所名.netのドメインを選んで、有料契約の申込みをしました。

クレジットカード支払にして、あっけなく、自社ドメインが取得できました。

これまで無料のJimdoFreeで作っていたホームページがそのまま使用できます。

自社ドメインのメールアドレスも取得できました。

電話番号や自社ホームページアドレス、事務所アドレスが決まったので、あとはロゴが決まれば封筒などの印刷物作成に着手できます。

2010年

11月

15日

事務所備品の見積もりをとる

新事務所のハコとそこで働く人が決まったので、新年からハコで人が働けるように、1ヶ月半で準備を進めなくてはなりません。

発注から納品まで時間がかかるものもあるし、予算との兼ね合いもありますので、いろいろと見積もりをもらい始めました。

 

事務所家具としては次のようなもの。

  • 事務員さんの机、椅子(私の執務机と椅子は現事務所のを持っていく)
  • 書類ロッカー・本棚
  • 相談室のテーブル、椅子(散々迷い中)
  • 2階相談室のテーブル、椅子
  • フロアカーペット(タイルカーペットの予定)
  • シューズロッカー
  • プリンタ台
  • 待合スペースのソファ
  • 相談室と玄関のブラインド(事務室は既存のブラインドを利用)

そしてOA機器関係

  • パソコン
  • 複合機(最上位でなくてもいいが遅すぎるのはイヤ)
  • レーザープリンター(安いプリンターがあるほうがカウンター料節約になる)
  • ビジネスフォン

いろいろあって素人は何から進めたらいいか混乱しますね。

カーペットを敷かないと家具が入らないし、カーペットを敷くと配線の邪魔だし、家具がないとパソコンや電話を置けないし?

見積もりはいろいろ取りますが、どういう順序で施工や搬入するのがいいのかは、各業者に確認しながら進める必要があります。

日々の業務に追われながら独立する人は、ワンストップでオフィス工事を請ける業者に丸投げするのもいいと思います。

 

2010年

11月

15日

事務員2人体制に変更

当初予定していた1人採用の事務員さんが決まりましたが、最後の選考に残った2人も来てもらいたいと思う事務員さんでした。

1人事務員だと、事務員さんが外回りや休みのときには弁護士が電話や来客に応対しなければならないし、弁護士が出張のときは事務員1人のときが長くなにかと物騒な世の中でもあるし、事務員さんが休みをとりにくいし、本当は2人事務員のほうがいいに決まっています。

事務所が軌道に乗ってから増員するかパートさんを採用しようと思っていましたが、せっかくいい方に応募してもらったので、来てもらえるなら当初から2名体制にすることを考えました。


もっともまだ新事務所で仕事も始めておらず収入は未知数です。

債務整理や過払い事案が多かった時代なら問題ないですが、今は下火で、これからはもっと減っていくでしょうから、フルタイムで2名採用するのは自信がありません。

現事務所でも外回り等にパートさんを採用していますので、時短正社員的な形でも来て頂けるなら、来てもらうことにしました。

 

お二人に声をかけるとどちらの方も来て頂けるということで、事務長が太鼓判を押すかたに、1月から来てもらうことにしました。

 

これで事務所の屋台骨ができあがりました。

あとは物理的な準備に邁進するのみです。

2010年

11月

13日

NTT光工事

11月に入ってからは、朝の出勤は遅めなものの、連日、夕方~夜まで仕事やら開業準備やらをするようになりました。

 

この土曜は、先週申し込んだNTTの光工事がありました。

工事代金は2年以上利用すればキャンペーンで無料です。

契約料は840円。


電柱から光ケーブルを室内に引き込み、室内に光用コンセントを設置してもらいます。

次に光用コンセントと回線終端装置を接続。

屋内配線と装置はレンタルで、レンタル料は、配線月210円、装置月945円と書いてあります。

回線料4,063円(2年契約で10%割引後の金額)とレンタル料と、あとプロバイダ契約をしたら、その合計が電話・インターネット関連固定費ですね。


終端装置から、パソコンにLAN接続したり、光電話に接続したりしますが、現段階ではパソコンや電話の機器がないため、本日は終端装置設置までで終了です。


追記:H24の料金改定で回線料とレンタル料は一本化されました。

 

2010年

11月

10日

ロゴマークを作りたい

新事務所にはロゴマークを作りたいと思っていました。

看板や印刷物に入れるので、それらの準備に先行してとりかかる必要があります。

自分で作れるわけはないのでデザイナーさんに依頼しなければなりませんが、まずはどんなロゴマークがいいか考えます。

 

事務所イメージは、明るく親しみやすい優しい雰囲気なので、それに合わせたものがいいですが、これだけでは抽象的すぎます。

 

イニシャルのモチーフではなく、何らかのイメージが欲しかったのですが、事務所名は名前にしたので、事務所名からくるイメージをモチーフにすることは出来ません。

花は優しいイメージだし女性的なので花をモチーフにしたいですが、なにかゆかりのある花といえば?

当市には市花を事務所名に冠する法律事務所があるので市花はNG。しかし、県内に県花をロゴにした法律事務所はないので、早い者勝ち?ということで、県花をモチーフしたロゴにすることにしました。

 

そして、タウンページのデザインをきっかけに、事務所カラーと決めたオレンジを基調にすることにします。

 

地元のデザイナーさんに発注することも考えましたが、誰がよいのかとか費用面とかがよくわかりません。

産休中にいろいろネットで見ていたところ、コンペ形式で募集できるサイトがいくつかあり、面白そうだったので、その中のランサーズというサイト(下のリンク先です)を使って、ロゴ制作を募集することにしました。

 

報酬は5万円、募集期間は2週間に設定しました。

ランサーズのコンペが検索エンジンにひっかかると体裁悪いので、有料の非公開オプション5,400円を付けました。

 

クラウドソーシング「ランサーズ」

2010年

11月

07日

事務員さんの面接と採用決定

11月の土曜日に、現事務所を借りて、事務員さんの採用試験面接をしました。

まず午前中、筆記試験とPC実技を行いました。

現事務所の事務長と事務員さんにも手伝ってもらい、雑用係として夫もかり出しました。

 

12人一度にテストできないので、4人ずつ。

筆記試験は、国語は漢字の読み書き、算数は分数などの計算問題とちょっと知恵のいる文章題などです。PC実技は、エクセルでの簡単な表計算と、一太郎又はワードでの文章入力(速さと正確さ)。

 

12人来てもらうことにしていましたが、1名直前キャンセルされたので、11名が試験に参加し、午後、試験と実技の上位8名と面接をしました。

 

面接官は、私と事務長、女性事務員さんで、夫は案内係です。

最終的に3人の意見は3名の方で一致しました。

どの方も優秀だったのですが、総合的に、試験と実技の成績がよく、法律事務所の経験もあり、若いけれど対応もしっかりした方を採用することに決まりました。

 

この方は有職だったので、12月から来てもらうことになりました。

 

2010年

11月

05日

電話契約&番号ゲット

11月初めころ、電話契約の申込みをしました。

 

基本料金を考えると、ひかり電話なので、インターネットの光回線もあわせて無難にNTTで契約します。

 

インターネット回線は、フレッツ光ネクストファミリー・ハイスピードタイプというのを契約しました。初期工事は無料キャンペーン中(いつもやっている気がしますが)です。

 

電話の番号は、音声電話番号とFAX番号の2つが必要です。

同時に利用できる音声電話回線は、2つあれば十分と思いました。

よって、FAX回線1つ、音声電話回線2つを申し込もうと思ったら、ひかり電話には「電話回線」という概念はなく、1つの契約で番号を複数持てる、同時使用の場合はチャネルを追加するとのこと。

FAXの利用は弁護士1人だとそれほど多くないので、チャネルを1つ追加しました。

電話2つ又は電話1つ+FAXが同時利用でき、それ以上かかってくると話し中になります。

  • ひかり電話基本プラン 月500円
  • 複数チャネル    月200円
  • 追加番号(FAX用) 月100円

3つの電話回線を維持する基本料金に比べると格安ですね。

稼働し始めたらナンバーディスプレイなど契約しようと思いますが、今のところ電話機すらないので最低限の契約で。

 

そして、肝心の電話番号の候補を挙げてもらい、比較的覚えやすい番号を電話番号、その続き番号をFAX番号に選びました。

法律事務所といえば電話予約が基本。

ある意味事務所の顔である電話番号をゲットし、また一歩事務所設立に近づきました。

2010年

10月

30日

事務員さんの書類選考

事務の求人が地方では少ないせいか、嬉しいことにたくさんの方から応募がありました。

男性の方の応募もありましたが、多くは女性でした。

募集をかけたのがお盆前と早く、募集期間が10月末までの長いので、出産から一段落して10月に入ったころ、いったん書類選考を実施しました。

 

その後も応募が途切れずにあり、追加の書類選考の結果、4人ずつ筆記試験やパソコン実技をしてもらうこととして、12人を選考しました。

 

一人事務員なので、職歴の事務経験を重視しました。

男性の方の中には司法試験経験者など法的知識のありそうな方もいらっしゃいましたが、事務経験で選考から漏れ、全員、女性となりました。

2010年

10月

27日

仕事に復帰

9月半ばの出産でしたが、予定日の前の週まで期日に出席していました。

その後の期日は、10月下旬ころまで、書面は事前に提出しておいて、所長か弟弁に代打で出席してもらいました。

 

労働基準法上、産後休暇は8週間ですが、6週間経過後は労働者の請求により復帰可能です。そもそも自営なので労働基準法の適用はないですが、一応、6週間経過前後を目処に仕事に復帰することにし、私が出席する必要のある事件は10月下旬から期日を入れていました。

 

出産間際まで仕事ができたおかげで、ほとんど事務所にでなかったのは、出産後1ヶ月ほど実家にいた間です。

1人事務所になってからの出産だとスムーズにはいかなかったと思うので、いろいろとフォローをしてもらえ、事務所には感謝です。

 

宮参りも終わり、自宅に戻ってきてからは、必要な時には事務所や裁判所に行くようになり、10月終わりからとりあえず仕事に復帰しました。

その間、赤ん坊は、車で10分弱くらいのところにある実家に預けます。

まだ1ヶ月の赤ん坊がいても仕事に復帰できるのは、実家が近いからで、実家にも感謝です。

 

仕事に復帰といっても、新たな事件や相談は受けず、継続中の手持ち事件の対応のみです。春ころから新件は受けていないので、手持ち事件もだいぶ少なくなっていますので、まだ試運転という感じではあります。

これから、2ヶ月、継続事件を処理しつつ、独立準備を加速させることになります。

宮参り(写真館にて)
宮参り(写真館にて)

2010年

10月

18日

タウンページのデザインを決める

10月に入り、タウンページのグラフィック広告のデザインにつき、担当者から2種類の提案がありました。

 

ひとつは、ピンクを基調にしたデザイン。

もうひとつは、オレンジを基調にしたデザインです。

 

この、オレンジのデザインに、ビビビッときました。

ビビビッときましたが、ビビッドオレンジではなく、優しい雰囲気で、なおかつ明るいイメージのビタミンカラーで、優しく明るく親しみやすいというコンセプトにぴったりです。

 

地図の手直しや文面や配置の手直しをお願いしましたが、このオレンジデザインで進めてもらうことにしました。

そして、タウンページのデザインに使うだけでなく、オレンジを事務所カラーにして統一しようと決めました。

 

悩みを少しでも解決し、ビタミン補給するように少しでも元気になって帰ってもらえる事務所にできるといいなと思います。

※開業後写真追加・最初の修正前原稿
※開業後写真追加・最初の修正前原稿

2010年

10月

15日

事務所備品の選定と事務所イメージ

楽しい備品選びは、事務所の引渡を受け、佳境に入ってきました。

顧問先の関係で、コクヨをメインにする予定ですが、お値頃なアスクル、カウネット、ガレージも気になり、カタログが産休中の愛読書になっています。

 

濃い色味の木製家具を基調とする高級路線は、格好いいし、都会的です。

グレードは予算との相談になりますが、アスクルなどでお値頃にそろえることも可能です。

でも、個人や中小企業を顧客とする女性1人事務所には、似つかわしくない気がします。

 

優しく明るく親しみやすいイメージで、その中に落ち着きや品格も感じられ、女性らしさもあり、ちょこっとお洒落なこだわりもとりいれたい。

 

カタログのポップな色味やデザインにも惹かれますが、あまり賑やかでカラフルなのも法律事務所としての落ち着きに欠けます。

 

やはり、白やナチュラルな木目を基調とした空間が、イメージに相応しいと思うので、それらに統一して選ぶことにしました。

 

特にスチール家具の色は、オフィス色にすると古いイメージなったり、オフィス然として親しみに欠けたりするので、白に統一することにしました。

建物の壁も部屋のクロスも白なので、明るい雰囲気になると思います。

所有会社が置いていったカリモクはどこかで利用したい
所有会社が置いていったカリモクはどこかで利用したい

2010年

9月

30日

出産・産休

さて、9月は出産のため、開業準備も一休止です。

 

そこで産前産後の弁護士会会費免除について。

日弁連には、出産する女性会員に対し、出産月の前1ヶ月、出産月、出産月の後2ヶ月と、合計4ヶ月の会費免除規定があります。

多くの弁護士会は、日弁連に倣って、産前産後会費免除規定を設けており、我が弁護士会も同様です。

9月出産の私は、8月から11月の弁護士会費が免除となります。

 

出産だけが独立の理由ではありませんが、独立を後押しする理由になったのは間違いありません。

出産と独立のため、春ころから新件を受けるのはなるべく控えており、着手金が入らない状態だったので、会費免除はありがたい制度でした。


育児期間会費減免制度は日弁連にはまだありません。県弁護士会の制度はこれから作っていくところだったのですが、私には間に合いませんでした。

まあ、県弁護士会の育児期間会費減免制度は、県弁護士会の男女共同参画委員会委員長である私が動かないと出来ないのですが、自分に適用するために動くのも気が引けるし、どのみち育児休業しないので、自分の育児期間が済んでから作ることとします。

 

予定日前週まで事務所で仕事をしていましたが、予定日から2日遅れで無事出産しました。

9月は開業準備はほとんど何もできなかったので、早めに事務所の契約が済んでいてよかったです。

2010年

9月

09日

事務所の名前を決定

タウンページのディスプレイ広告のデザインを作ってもらうのには、事務所名が必要です。原稿の決定はもっと後でもいいので変更はできますが、デザインのバランスが変わってくるので、決めてしまったほうがいいです。

 

ハローワークへの求人にあたっては、とりあえずフルネーム+法律事務所という形で事務所名を申請しましたが最終決定ではなかったです。

 

それまでにもいろいろと考え、ある植物の名前(自分の出身高校のシンボル・現在の地元ではない)を冠した法律事務所名など自分的には有力な名前もあったのですが、夫から「いまいち」と却下され…。

ほかにも色々考えるけれど、他の事務所とかぶっていたり、これ!といった思い入れのある名称が思いつきません。

 

1人事務所なので、あえて名前以外の名称を使用しなくてもいいし、事務所名と弁護士名がリンクしないようでは、お客様にも来てもらえません。

ちょうど、同姓の弁護士が同じ市の他の事務所に登録したこともあり、所属事務所を間違えられる恐れもでてきました。

 

弁護士名と事務所名を一致させ、事務所の存在を知ってもらうことのほうがよいと考え、フルネーム+法律事務所のネーミングでいくことに決定しました。

2010年

9月

08日

タウンページの申込み

翌年4月発行のタウンページ、これには新事務所が掲載されなければなりません。

8月ころ担当者が翌年の営業を始められるので、独立の旨連絡すると、9月上旬に提案書をもってこられました。

 

提案内容は6分の1ディスプレイ広告、3行広告、iタウンページのライトプランなど。フルカラーよりは4色のほうが割安です。

 

ちなみに現事務所は4分の1のディスプレイ広告を掲載しています。

弁護士1人事務所でも2分の1ディスプレイ広告を掲載しているところもありましたが、そこまで目立ってもなにやら恥ずかしいし、掲載料が高いので、6分の1ディスプレイ広告を掲載することにしました。

 

まだ、事務所ロゴも肝心の電話番号も決まっていないのですが、デザインを含め提案してくれるというので、簡単な地図や載せて欲しい内容を伝え、明るく親しみやすい雰囲気で女性事務所らしいデザインでとお願いしました。

 

フルカラーは高いので6分の1ディスプレイ広告を4色で依頼しました。

一応ホームページは作成するので、iタウンページの掲載は見送りました。

それでも月額22,700円、年間272,400円と結構しますが、ネット社会とはいえ電話帳はまだまだ軽視できませんし、地方ではそれほど弁護士の数も多くなく、電話帳にディスプレイ広告が載っていれば目に止まるので、知名度のない新規開業事務所にとっては必要経費といえそうです。

2010年

9月

05日

独立時期の前倒し

当初は、年末に事務所のスペースを明け渡すけれど、しばらく事務所に籍を置かせてもらい、来年2月か3月ころに独立という計画でした。

 

しかし、新事務所の求人を出すにあたって、所長や奥様といろいろ話をするうちに、年末に明け渡しをするだけでなく、きりのいい年明けに現在の事務所から独立することになりました。

 

もともと12月末をもって新体制に移行のほうが、現事務所的にも私的にも合理的でした。会計的にもすっきりしますし、現事務所は1月から事務所名を変えてしまい、年賀状も新事務所名で挨拶できます。

 

それなのになぜ事務所明け渡しと独立時期を別々にしようともくろんでいたかと言えば、私が、9月に出産をするからです。

自営業の弁護士のこと、育休するつもりはなかったですが、子どもが4月から保育園に入るとして、それまでは本格稼働は難しいので、独立と同時に休業状態もどうなのかと思っていたのです。

 

でも、完全休業しているならともかく、現事務所を明け渡して新事務所での稼働を始めるのですから、裁判所や顧客からの連絡が現事務所に届くのは現事務所にも迷惑だし、いろいろ不都合もありますので、独立当初は休業状態に近いですが、その分ゆっくり開業準備をしたらいいかと思い直しました。

2010年

8月

31日

建物の引渡をうけました

事務所の賃貸借開始日は9月1日でしたが、8月31日に鍵をもらえることになりました。

 

大家さんの営業所だった時代の事務備品が残っていましたが、こちらの備品が揃うまで、机や椅子などとりあえず使えそうなものは置いておいてもらい、使用しそうにない古いロッカーなどは持って帰ってもらいました。

コピー機もとりあえず置いておいてもらいましたが、複合機ではないので引き上げてもらうことになると思います。

 

事務机が複数配置され、相談室には折りたたみの長机を配置し、備品の古さは置いておくとして、とりあえず事務所の体裁になっています。

大家さんの営業所長さんから鍵の引渡を受け、これで建物への出入りが自由になります。

まだ少し先のことですが、いよいよ独立に向けての実感が沸いてきました。

 

敷金や改装費、前払家賃を支払い、新事務所にかかる費用も発生しはじめます。

 

具体的に新事務所に手を加えるのは11月以降になりますが、手始めに電気と水道・下水道料金の契約者を変更しました。

2010年

8月

25日

建物修繕・改装完成

工事が終わると、建物の壁はすっかりきれいになり、新築かと見違えるような外観になりました。

事務室と相談室の壁紙も新しいオフホワイトで一新され、すっきり、こざっぱりした印象です。

ロッカー・倉庫室だった小部屋が、ちゃんと相談室になりました。

 

和室の改装は、チェックしたところ、お願いしたところが仕上がっていなかったりしたので、追加作業をしていただきましたが、こちらも、とりあえず洋室になりました。

押入撤去は天袋はそのままにしたので、もっと本格的にやったほうがよかったかとも思いましたが、まあ、手作りのアットホームな事務所ぽくていいのではないでしょうか。

また必要なら手を付けることにします。

 

これで引渡を受ける準備が整いました。

2010年

8月

15日

建物外装の修繕も始まる

9月の引渡に向け、大家さんが建物の外壁等の修繕を始められました。

白い壁で小ぎれいな印象なのですが、よく見ると結構壁は剥げたり、ひびが入ったりしていました。

足場を組んで結構本格的にやっていただけています。

きれいにして引き渡していただけるのはありがたいですね。

 

内装の工事も始まりましたが、真夏の暑い中の作業で、なにやら恐縮してしまいます。

冷えた栄養ドリンクを差入に行きました。

 

近くなので前を通る度気になっていましたが、工事が始まってますます気になります。

 

2010年

8月

12日

事務員さんの求人

さて、ハード面で最も重要な事務所の契約は終わり、引渡間近です。

ソフト面で最も重要なのは、一緒に事務所を支えてくれる事務員さんです。

現在の事務所は弁護士3人、事務員6人(所長の奥様含む)態勢です。

新事務所は、当初は、事務員1名態勢で行く予定です。


どなたか一緒に来てくれる事務員さんがいるケースを除き、事務員さんを募集しなくてはなりません。

募集方法は、ハローワークや求人誌、求人広告などありますが、現事務所や弁護士会ではハローワークに求人をかけており、いい方に来てもらっているので、その例に倣って、ハローワークで募集することにしました。

 

年末には現事務所の私のスペースを明け渡さなければならないので、12月から現事務所に来てもらい、現事務所の事務員さんから仕事を教えてもらったり、引継ぎをしてもらったり、引っ越しを手伝ってもらったりすることになります。

 

当初は、10月から募集をかけ、11月面接選考、12月就業でいいかとゆったり構えていました。しかし、奥様から、余裕があるんだから募集期間を長くとればよい、事務所にも早く出てもらったらとの勧めがあり、ハローワークの求人をお盆前から10月末まで出してもらい、11月初めに選考して、11月半ばから来てもらうスケジュールで募集することになりました。

 

2010年

7月

28日

内装打ち合わせ

7月下旬、所有会社の営業所長さんと内装業者さんと打ち合わせをしました。

たまたまこの業者さんは商工会議所青年部の先輩で、心やすかったです。

 

事務室と相談室の壁紙の貼り替えは大家さん負担でやってもらえます。

壁紙のサンプルカタログから選ぶのですが、小さいサンプルだとあまりイメージわかりませんね。

さわやかで親しみやすい感じにしたかったので、オフホワイトを選びました。

あと、壁際は一面に書類ロッカーを並べるので、コンセントの位置の移動を依頼しました。

廊下と階段の壁紙はさほど傷んでいなかったのでそのまま。

 

2階には和室が2つありますが、1つを洋室に改装してもらい、2つめの相談室とします。

最低限の改装として、とりあえず、畳をフローリングに、入り口のふすまをドアにし、押し入れを撤去し、壁紙を貼ってもらいます。

フローリング材と和洋折衷的な壁紙を選び、決定しました。

天井はそのままです。窓はあとで障子を撤去してブラインドでもつければよいかな。

 

もう1つの和室は今のところそのままです。

いざとなったら住めますね。

2階和室の改装後の壁紙
2階和室の改装後の壁紙

2010年

7月

17日

弁護士業務ソフトの試用

現在の事務所では,顧客管理に事務所独自のソフトを使っています。

以前はどこでも紙のカードで管理していたのでしょうが,顧客管理や事件管理,理解関係チェックのためには今や何らかのソフト利用はかかせません。

 

事務所独自ソフトは,業者に依頼して作ってもらったので,当事務所のニーズに即した作りになっていますが,これを多少カスタマイズして導入するか,市販のソフトを利用するか?

 

事務所開業時には導入して当初から管理したいのですが,全く使ったことにないソフトをいきなり導入するのも怖いです。

そこで,今のうちから試用ソフトを試してみることにしました。

 

インターネットでいくつかのソフトの情報を収集し、手始めに,もっともお値段もするけれどもっとも機能がたくさんあるリーガル社の護(まもる)の試用版を7月中旬に申し込むと,すぐにCDが送られてきました。

 

早速インストールしてみると,架空のデータがいろいろ入っているので,ぽちぽちボタンを押して,いろんな機能を試してみます。

なかなか使いやすそうな感じでよいですし,様々な自動機能が心をくすぐるのですが,ネットワーク機能も充実しており,1人事務所でここまでのものが必要かどうか?

使い勝手もやっぱり使ってみないとわからないので,試用期間は2週間ですが使ってみることにしました。

 

2010/07/27

2010年

7月

17日

賃貸借契約完了

7月半ば、貸主の記名押印を頂いた契約書を受領し、契約書の作成が終了しました。これで賃貸借契約の完了です。

今後は8月中に修繕や改装を行って頂き、9月1日から賃貸借契約開始で引き渡し頂くことになります。

実際に修繕や改装を行って頂く業者を聞くと,私が個人的に知っている先でしたので、直接連絡し、7月末に壁紙など見本を持ってきて頂くことになりました。

 

2010/07/17

 

 

 

2010年

7月

02日

賃貸借契約打ち合わせ3(改装見積もり)

7月頭、現地で賃貸借契約書のこちら側の記入ができたものを営業所長さんにお渡ししました。

来週、本社にお持ち頂いて契約完了となります。

 

内外装の痛んでいるところは貸主さんのほうで直して頂けますが、私の希望で新規取り付け・変更してもらう部分の見積もりもいただきました。

 

1階の相談室予定の小部屋は、簡単な倉庫室やロッカー室として使用されていたようで、空調機がついていませんでしたので、これは取り付けをお願いしました。こちらが約10万円です。

2階には和室が2部屋ありますが、1部屋を洋室に改装して相談室として利用することとし、こちらの改装をお願いしました。

とりあえず最低限の改装をお願いし、天井はそのまま、畳・ふすまを撤去して、床と壁を洋風にし、入り口ドアをつけてもらいます。

こちらが約25万円。

思ったより安かったのは、貸主が建設会社だからでしょうか?

その他仮設費などや消費税を加え、合計約40万円で施工してもらえることになりました。

 

2010/07/02

 

2010年

6月

28日

事務所のホームページをどうやって作るか

現在の事務所にはホームページはありません。 

すでに地域によく知られている事務所ですし,幹線道路沿いにあるので場所もわかりますく,そのうち作ろうといいつつ,延び延びになっています。

新事務所を作る際には,ホームページを作成したいと思っていました。

 

ある程度見栄えのいいものを作るには業者に依頼した方がいいだろうと考え,所属弁護士会のHPを作っている業者を考えていました。

この業者は,レンタルサーバー料がスタンダードタイプで月1万円,ベーシックタイプだと月6000円かかりますが、ページ作成料は無料です。

ベーシックタイプだと無料作成は10ページ,スタンダードタイプだと20ページです。

ブログのように自分で更新できる機能もあり,その他の更新は月1カ所無料です。 

年7万2000円~12万円の経費なら妥当なところかなと思っていました。

 

6月末ころ,この話を夫にしたら,今はCMSとやらで自分で全部更新できるホームページが作れるというではありませんか。

入門書を買ってきて読んでみると,なるほど紹介されている方法なら私でも出来そうです。

私が使っている旅行ブログサイトと同じような感じです。

いくつか紹介されている中でjimdoというシステムがわかりやすそうでした。

さっそくIDを取得し,とりあえず無料版でホームページを作ってみて,できそうならこの方法でホームページを作ることにしました。

広告の入らない有料版でも月あたり約1000~3000円です。

機能的には1000円の分でも十分そうです。 

非公開設定でぼちぼち作成し,いろいろな機能を使いこなせるか試してみたいと思います。

ブログの使い勝手も試すため,本ブログを開設しました。

 

2010/07/02

 

2010年

6月

18日

賃貸借契約打ち合わせ2(契約内容決定)

6月半ば過ぎ、営業所長さんが現地に来られ、引き続き賃貸借契約の打ち合わせをしました。

 

契約書の内容については、こちらの提案した内容で本社の了解を得られたとのこと。

敷金は賃料4ヶ月分でご了解頂きました。

直接契約で仲介手数料も発生しないので、初期費用がかなり抑えられました。

これはうれしいです。

前回お願いした外装の痛んでいる部分も対応頂けることになりました。

 

数字を入れ込んだ正式な契約書を作成し、7月頭に正式契約をすることになりました。

 

2010/07/01

 

2010年

6月

02日

賃貸借契約打ち合わせ1(契約書案)

3月終わりに新事務所の場所を決定しましたが、敷金などについてなかなか所有会社から連絡がありません。

契約書もどのように作成するのか段取りをしなければなりませんので、5月末ころ、こちらから連絡をしました。

 

間に不動産業者が入っていない直接契約であり、貸主は賃貸借契約には不慣れな様子でしたので、私のほうで契約書案を作成して提案することになりました。

 

6月初め、担当の営業所長が現地に来られたので、契約書案をお渡しし,敷金の希望額をお伝えしました。

開業準備中の駐車場の必要台数もお伝えして、不要部分は貸主が従前の借主に直接駐車場を貸すことにして、来年2月までの賃料減額の特約について合意しました。

また、改めて内部を見せてもらい、改装や修繕について打ち合わせをしたり、希望を伝えたりしました。

 

内装については、痛んでいるクロスの張り替えなどはしていただけるとのことでした。

外装もところどころ剥げていますので、こちらも対応を検討していただくようお願いしました。

所有会社は建設会社ですので、和室の洋室への改装は引き渡し前に工事していただけるとのことで、見積もりをもらうことにしました。

 

2ヶ月ぶりに話しが一気に進みました。

 

2010/07/01

 

米子城趾(城山)に臨みます
米子城趾(城山)に臨みます

2010年

4月

24日

備品選びの失敗例

現事務所は、元々は所長の一人事務所であり、私がイソ弁で入ったときに一部屋を頂きました。

そのとき、執務机、椅子、部屋での相談テーブル、椅子、書類用キャビネットなどを入れたのですが、私自身、まだ弁護士業務を始めていない段階で選んだため、備品選びに失敗したところがあります。

参考に紹介します。

 

●観音開きのキャビネットの高さ

全面観音開きのキャビネットはよいのですが、ちょうどB5ファイルからA4ファイル移行の時期だったため、高さについてよく考えておらず、A4ファイルを立てると6段目の高さが足りず、A4ファイルは5段しか入りませんでした。

今、背の高いキャビネットを入れるなら、A4ファイルが6段入るものを選びましょう!A4ファイル用の薄型がお勧めです。

 

●下段が引き出しのキャビネット

もう1つのキャビネットは、A4ファイル以外のいろんなものを収納できるよう、下段が引き出し2段、上段がA4ファイル3段入るキャビネットにしました。

この引き出しが失敗で、結局A4ファイルサイズの資料を寝かせて入れていたので、使いにくいし、1段分スペースが無駄でした。

引き出しに入れるほうが便利なものもありますが、大型の引き出しではなく、机の引き出しサイズのワゴン引き出しを活用する方が便利でした。

 

●奥行きのありすぎる机

執務机そのものは奥行き80センチで問題ありませんでした。

その執務机と、同じく奥行き80センチの相談用机をL字型に配置するために、L字の角にL字用のテーブルを入れました。

ところが、角テーブルの対角線部分の奥行きが深すぎて、L字角部分に手が届かず、デッドスペースになってしまいました。

L字型執務机のようなイメージを頭に抱いていましたが、大きな机をL字につなげたのは失敗でした。

 

SOHO家具ならとにかく、きちんとしたオフィス家具はなかなか買い換えられないので、外観の吟味だけでなく、どうやって使うのか、何を収納するのか、使用場面を何度もイメージして決めましょう。

2010年

4月

15日

事務所の名前の検討

3月末ころ、事務所の場所も決まったので、ぼちぼち事務所の名前を考え始めました。

 

事務所名の付け方でいちばん簡単なのは、名字又はフルネームを事務所名にすることです。

事務所名と弁護士個人が結びついていてわかりやすく、1人弁護士事務所では従来主流だった名付け方です。

複数弁護士事務所の場合、●●・▲▲法律事務所と名前を並べていきます。

デメリットは、パートナー弁護士が増えると名前が長くなることと、構成員が代わる度に事務所名称を変更しないといけないことです。

現在の事務所はこのパターンです。実際、何度か名称を変更しており、私が独立した際にはまた名称変更をしなければなりません。

 

次に従来多かったのは、事務所所在地を事務所名に用いる名付け方です。

私の場合も場所が決まったので、この付近の地名をつけた事務所候補名もいくつか考えました。この方法のデメリットは移転したときに名称変更しなければならないことです。

 

現在多いのは、イメージのよい名詞を事務所名につけるパターンです。花や自然を表すものから「正義」「希望」などの「こんな事務所にしたい」イメージ系のものなど様々です。

よく意味の分からないカタカナ名の事務所も増えつつあります。

このパターンを考え始めると、好きな花・イメージ・単語を挙げてみたり、同名類似の事務所が近隣県にあって紛らわしくないか探したり、子供の名付けと同じで非常に悩ましいです。 

 

事務所の名前は、看板を作ったり、封筒や名刺を作ったりするのに必要ですが、これらはわりと直前でも大丈夫です。

しかし、開業ころの電話帳の締め切りまでに事務所名を決め、電話回線を引き、電話帳に掲載されたいものです。

電話帳は年1回発行されますが、タイミングがずれて、1年以上電話帳に掲載されないというのでは信用上も宣伝上も困ってしまいます。

 

2010/07/01

 

2010年

3月

31日

事務所物件の決定

私は新候補物件でかなり心が決まっていました。1階相談室にしたい部屋がもう少し広いということないですが、2階にも相談室が取れるし、もっと広い部屋が必要になった2階をぶち抜けばいいし、事務室と独立していて、相談室の声と事務室の声が混じらないのはよいです(都会では結構丸聞こえのところあります。)。


夫も賛成でしたので、結局、他の候補物件には新たに見学に行かないまま、新候補物件での契約を進めることにしました。

 

3月終わりころ、電話で、物件を9月から借りたいことを連絡しました。

駐車場については、こちらが全部借り、一部を隣家等に転貸することで合意しました。

また、実際の開業まではお客様用の駐車場はいらないので、開業までは準備に必要な範囲で駐車場の一部を借り、こちらが必要のない駐車場部分は所有者が現在の借り主などに貸し、その分、その期間の賃料をまけてもらうことになりました。

 

大筋の合意が出来ましたので、敷金や駐車場の台数などを決めてから、後日、契約書を作成することになりました。

 

独立開業Xデーの1年前に物件を決めてしまうという異例の早さになりましたが、賃貸開始自体は9月からでXデーの約半年前ですし、ちょうど個人的に9、10月ころは忙しくて事務所探しどころではないので、早めにいちばん基本的なところが決まってよかったと思います。

 

2010/07/01

 

2010年

3月

21日

新候補物件の条件交渉

3月半ばころ、賃料の提示がありました。駐車場全部込みでだいたいこちらの希望賃料にしていただけました。

 

そうすると、広さA、立地A、値段A、駐車場A、グレードB。

グレードAの高級物件はそもそも地方にはあまりないし、どっちみち値段で折り合わないので、考えられる限り、私のニーズに合致したかなり好条件の物件です。

 

駐車場は現在8月まで貸す契約になっており、1年更新だとのことです。

全部借りることも、必要台数借りてその分賃料を安くしてもらうことも可能だそうです。

駐車場契約の終了後である9月から建物を借りることでOKとのことで、すぐに借りなくても物件が押さえられる点も都合がよいです。

来春開業にしては少~し早めですが、12月で今の事務所の私のスペースを明け渡すことを考えれば、どうせ今年中には新事務所を用意して荷物を運んだりしなければならないので、ちょうどよいです。

2階の和室を洋室への改装もOKとのこと。

 

独立開業を正式決定して、現実に事務所を決めていかなければならない中で、この物件が新事務所の最有力候補となりました。

 

2010/07/01 

小部屋は午後から日当たりよくなります
小部屋は午後から日当たりよくなります

2010年

2月

23日

新候補物件の見学

新候補物件について連絡先の営業所に問い合わせてみると、まだ賃料は決めておらず、借りてもらえる場合は相談とのこと。

とりあえず中を見せてもらってからということで、2月下旬、営業所長さんが来られ、新候補物件の中を見せてもらいました。

ちょうど独立を正式決定したころです。

 

1階は、少し大きめの事務室と小部屋。

事務室は事務室・弁護士執務室に、小部屋は相談室に使えそうです。

所有会社の本社は県庁所在地にあり、この営業所には従業員が宿泊できるようになっており、キッチンと風呂がついています。

2階は6畳の和室が2部屋。トイレは1階と2階にあります。

和室は洋室に改装すれば間取りはそのままで相談室に使えそうです。

 

広さは1、2階あわせて約35坪。

風呂とか階段とか必要のないスペースもありますが、弁護士1~2名の事務所としては十分そうです。

 

駐車場は軽自動車スペースが多いですが、13台分あり、現在は駐車場だけ近隣に貸しているそうです。そうか、車が停まっているから空物件と気がつかなかったのか。こちらが希望すれば全スペース借りることも可能とのこと。必要台数を借りてもいいそうです。

 

広さA、立地A、駐車場A、グレードBといったところでしょうか。

自宅からも裁判所からも近いし、他にも便利な施設が近くにあります。

改装費も先の店舗付き住宅ほどかからなそう。

あとは値段が折り合えば、かなり高得点です。

賃料についてのこちらのだいたいの希望を伝え、検討してもらい返事を頂くことにしました。

 

2010/07/01

日当たり良好
日当たり良好

2010年

2月

20日

独立開業の正式決定

独立開業することを正式に決めたのは2010年2月中旬から下旬のことです。

ちょうど昨年の決算も税理士さんから上がってきたころでした。

 

私が独立した場合新修習卒業生を採用する可能性もあり、結論を出さなければなりません。

私が事務所に残った上で弁護士を1名増やす案なども検討しましたが、所長と他のパートナー弁護士と何度か話し合った上で、この機会に独立させてもらうことになりました。

独立の時期としては来年当初からがキリがいいのですが、来年3月か4月ころとさせてもらい、修習生を採用した場合には、現在のスペースを今年限りで明け渡すこととしました。

 

3月初めころには事務員さんたちに私が来春独立することを所長が発表しました。

いよいよ独立に向けて、具体的な準備や引き継ぎを進めていくことになります。

 

2010/07/01

 

2010年

2月

17日

先に借り手が付いた

先に見学に行った事務所隣の店舗付き住宅物件。

かなり改装が必要ですが、立地や他にはない広さや駐車場が魅力なので、業者に改装の見積もりを出してもらった上で、じっくり他物件と検討しようと思っていました。

 

ところが、見学に行って数日後、不動産屋さんから、「他に賃借希望者がいるけどどうしますか?」と電話がかかってきました。

有力候補物件とはいえ、まだ決められる段階ではありません。

また、このときまだ2010年2月。開業予定の1年前であり、いかに準備期間を入れても、賃借時期としては早すぎます。

 

候補物件から外すのは残念ですが、「まだこちらは決められないので、他に希望者がいればやむをえません。」と答えました。

 

それまでしばらく借り手がなかったのに、見学に行って数日後に他の借り手が現れるとは・・・。

この物件とは縁がなかったということでしょう。

 

しばらくしてその場所にはお饅頭やさんがオープンしました。

 

2010/07/01 

 

2010年

2月

14日

新たな候補物件との出会い

店舗付き住宅を見学に行ってすぐのころの2月の休日、自宅のすぐ近くの住宅街に貸物件を見つけました。

 

一見住宅のような雰囲気の2階建ての小さな事務所です。

昨年12月半ばから事務所探しの視点で町歩きをしていたのに、灯台もと暗し、それまで気がつかなかったのですが、「貸建物」の小さな表示が壁に貼ってあったのです。

そこはある建設会社の営業所で、問い合わせ先には不動産会社ではなく、その会社の別の市の営業所が表示されていました。

 

外から見る限り、1階と2階を併せれば広さ的にちょうど良さそうです。

先に見学した店舗付き住宅物件よりは小さめですが、事務所仕様のようなので、使いやすい間取りであれば改装費はあまりかからないかもしれません。

 

建物敷地の回りと隣りに駐車場スペースが十分ありますが、隣り部分も賃貸対象なのかは、この時点ではわかりません。

立地は自宅から裁判所への方向とは反対側へ徒歩2分くらい。

多少外装がはげているところもありますが、全体的に見ればきれいな感じです。

 

不動産屋さんが仲介していないので、インターネットで間取りや賃料を確認することが出来ず、週明けに連絡先の営業所長に問い合わせてみることにしました。

 

2010/07/01

電話番号メモ代わりに撮った写真。壁の黒線は電線の影です。
電話番号メモ代わりに撮った写真。壁の黒線は電線の影です。

2010年

2月

13日

いっそ建てちゃう?

地方では、いっそ自分で事務所を建ててしまうという選択肢もあります。

自宅がよい立地にあれば自宅兼事務所に改装するのもひとつです。


地方は地価が安いので、生涯賃借料に支払う金額でそこそこのものが建てられます。

問題はやはりいったん建ててしまうと他に移動するのがほぼ不可能ということです。

 

実は裁判所の真ん前に古家があります。

借家人が今年になって借家を明け渡したそうです。

現在の傾いた古家を借りる人はもういないでしょうから、地主さんは今後古家を取り壊して利用法を考えられるでしょう。

私が夫婦弁護士で夫婦独立開業を考えるのなら、今後そうそう業務形態を変えることはないでしょうから、この土地を購入または賃貸して、自分好みの事務所を建てることもかなり有力な選択肢だったと思います。

なんせ裁判所の真ん前。場所がよい!

土地はそれほど広くないので1階を駐車場にして2階以上を事務所にする必要があります。

 

でも自分の場合は女性1人事務所の開業なので、将来の業務形態の変更を考えると、そこまで投資するのはちょっと無謀……。

まあ、地主さんがそこに貸しビルを建てられたときに、テナントとして入る可能性を考えた方がよさそうです。

狭い地方のこと、この地主さんのこともよく知っています。

もしかしたら、頼んだら建ててくれるかもしれません……。

 

2010/06/30

 

2010年

2月

13日

市場に出ていない物件

いいなと思う物件の中には、空室がない、空いてはいるが募集していないなどで市場に出ていない物件もありました。

このような物件は、今後、年末までに市場に出てくる可能性もあります。

 

裁判所近くの比較的新しい中規模ビルは、以前、弁護士会支部の移転先としても検討した建物で、広さA、立地A、値段B、駐車場C、グレードAとなかなかの物件ですが、現在埋まっているのか募集していないようです。

こういうところは募集の予定がないのか確認しておきたいところです。

 

悩ましいのは建物自体が売りに出ていたり売りに出される前の物件です。

なかなかよい立地にこのような中規模ビルが2棟ほどあります。

買い手がつけば、買い主が自社ビルとして使うのでない限り、テナント募集がありそうなのですが、いつどうなるのか全く読めません。

よいタイミングでテナント募集があれば他の候補を押しのけて一躍有力候補になる可能性のある物件です。

 

これらの物件は、前に述べたスペック不足の狭い事務所を借りた場合の将来の移転先候補でもあります。

 

2010/06/30

 

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2010年

2月

13日

物件を見学に行く

2010年2月中旬、まだ物件を借りるには早すぎるのですが、すこしずつ候補物件を実際に見ていくことにしました。

 

裁判所近くの物件などいくつかは、すでに別件で実際に見たことがあります。

また、初めからオフィス仕様の物件は、インターネットの図面でもイメージがわかりやすいです。

そこで、手始めに、改装費がかなりかかりそうなことを除けばいちばん好条件の店舗付き住宅を見に行くことにしました。

 

ぶっちゃけこの物件は、現在の事務所の隣にあります。管理している不動産屋さんも知っていますので、事情も話して見せてもらいました。

 

1階の店舗部分は現在の間取りも内装も全く利用できそうもなく、いったんスケルトンにして事務所仕様にする必要がありました。2階の住居部分は相談室に利用できそうな洋室部分の内装に多少手を加えるだけで済みそうです。

そもそも改装不可だと使えないのですが、改装はOKとのこと。

大きな倉庫室がついていて記録保管には困らなさそうなのと駐車場がたくさんあるのが他物件にない魅力です。

賃料が低めで駐車場代込みなので、長く使えれば、ある程度の改装費は回収できそうです。

そうはいっても1階の改装だけで少なくとも2~300万円はかかりそう。 

改装が技術的に可能かどうかや改装に実際にいくらかかるのかは素人には判断できないので、今度は建築屋さんを同行して見せてもらうようお願いしました。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

08日

オフィスレイアウトソフト

インターネット上で公開されている貸オフィスの平面図を見ながら,事務室、執務室、相談室など必要なスペースがうまく配置できるか、そのスペースに備品が配置できるか、考えて候補を絞っていきます。

 

平面上で事務所レイアウトを考えたりしていましたが、電気屋さんでオフィスレイアウトソフトを見つけ、買ってしまいました。3DオフィスデザイナーLMというソフトです。

 

プロバージョンは、実際のメーカーの備品を指定して配置できるようですが、簡易パージョンなのでそこまではできません。

まあ,備品のグレードには様々あり、値段は10倍くらい違いがあったとしても、大きさは一緒ですから、オフィス備品が配置できれば問題ありません。

大きさは手入力で修正することも出来ます。

 

平面だけでなく3Dイメージで立体的にレイアウトを見ることが出来るので、なかなか楽しいです。3Dは、角度や方向を変えて見ることもできます。

オフィス家具メーカーや通販サイトでも図面は作ってくれますが、自分で好きなように置き換えたり角度を変えて見たりしてシミュレーションすることが出来るのがおもしろい。

候補を絞ったら、物件ごとににレイアウトを作成したり,備品の配置を考えたりしていくでしょうが、平面図面だけでなく、このようなソフトがあるとおもしろいと思います。

 

2010/07/05

 

2010年

2月

03日

候補物件イロイロ

今年1、2月ころに不動産屋さんのインターネットでチェックした裁判所から徒歩15分圏内の候補物件イロイロ。

 

●グレード高めの大きなビルの中のテナントいくつか

  • メリット ワンフロアで好きなようにレイアウトでき、空いていれば後に借り増しできる。    
  • デメリット 家賃が安くて一瞬いけるかと思ったけど共益費が高い! 
  • 評価 広さA、立地A、賃料D、駐車場C、グレードA

●市役所近くの小規模物件(以前法律事務所入っていた)の4階テナント。

  • メリット わかりやすい。エレベーターあり。 
  • デメリット 少し狭い。少し古い。
  • 評価 広さC、立地B、賃料A、駐車場B、グレードC

●国道に面した商業地の比較的築浅な小規模物件2階テナント

  • メリット 車以外のお客さんは便利。 
  • デメリット 駐車場が遠くなるし高め。少し裁判所や家から遠い。
  • 評価 広さB、立地B、賃料B、駐車場D、グレードB 

●検察庁近くの駅前通に面した角地小規模物件の2階テナント

  • メリット バランスがよい。エレベーターあり。
  • デメリット 変形物件。少しだけ遠い。
  • 評価 広さB、立地B、賃料A、駐車場B、グレードB

●裁判所近くの駅前通に面した小規模物件の3階テナント

  • メリット 近い。わかりやすい。安い。
  • デメリット 3階への入口・階段が裏口仕様。駐車場足りない。
  • 評価 広さB、立地A、賃料A、駐車場C、グレードB

●裁判所近くの駅前通に面した2階建て店舗付き住宅

  • メリット 近い。わかりやすい。広さあり。駐車場8台付。
  • デメリット 店舗部分を事務室に、2階の住居部分を相談室に改装する必要あり。かなり改装費必要。
  • 評価 広さA、立地A、賃料A、駐車場A、グレードB

 

その他に古い小規模物件の空きテナントがたくさんありましたが、外観のイメージも重要なので、グレードの点から除外しました。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

03日

楽しい備品の検討

事務所選びも大変ながら楽しいですが、備品選びは純粋に楽しいです。

新しい事務所立ち上げに不安を抱きつつも、自分好みの備品を選ぶ作業は子供のころの誕生日プレゼントのおもちゃ選びのようにわくわくします。 

現在の自分の事務所にも何冊かカタログがあるので、私は独立を考え出したころから出張時にカタログを持って行って、いろいろ想像・妄想して楽しんでいました。

 

実際には備品選びの作業はまだまだ先です。

ハコが決まらないとサイズも形状も決まりません。

でも、早めにカタログを手に入れて、どんな什器・備品を入れてどんな事務所を作りたいかイメージを作っていくのは、ハコ選びにも役立ちます。

例えば、変形物件はおしゃれなイメージがありますが、什器・備品の配置を考えると不便です。

 

カタログはメーカーや取次店に請求すると無料でもらえます。

ネットでもいろいろ見ることが出来ます。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

03日

物件探し~押さえ候補物件

一般的に地方都市では都会に比べて職住接近が実現しやすいですが、我が家は最寄りの裁判所支部から徒歩3分の場所、それも同じ通りにあります。

信号のある少し大きな交差点が間にありますが、とっても近いです。

それゆえ自宅と裁判所の間には1件しかそれらしい物件はありません。

 

この物件は、以前は他の弁護士が事務所として賃借しており、その後は弁護士会支部が借りていましたが、空き物件となって3年くらい経っています。

裁判所の真ん前にあるのが大きな魅力ですが、少々狭いのと専用駐車場がないのがネックです。

A~Eで評価すれば、立地A、広さC、値段A、駐車場C、グレードC。

 

もう1つ、自宅とは反対側ですが裁判所の真横にある物件。こちらも広さはぎりぎりですが、少し新しいのが魅力。以前、弁護士会支部の移転先として検討した物件です。

立地A、広さC、値段A、駐車場C、グレードB。

 

どちらも広さや駐車場の面でちょっとスペック不足気味な物件ですが、1人弁護士、1人事務員なら、とりあえずここからスタートというのもありでしょう。

いい物件に巡り会えないときにもとりあえず押さえがあるのは安心。

キープくんのような物件です。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

03日

物件探し~相場や傾向を探る

事務所物件を探す視点で町を歩くと、結構空き事務所・空き店舗が目に付きます。

今は不動産屋さんのHPも充実しており、気になる物件の間取りや賃料をチェックしたり、逆に検索で気になる物件を見つけることが出来ます。

不動産屋巡りをする前に、チェックです。

 

地方の場合、自宅開業でない限り、裁判所徒歩圏内か、遠くても自転車圏内で事務所を探すことが多いと思います。

車があるので多少離れても不便はないですが、1人事務員の場合、事務員が事務所を空ける時間が短い方がいいですので、市役所や法務局・検察庁へのアクセスも考えると、だいたいエリアは絞られます。

ウォーキングがてら物件を探して小さな町を歩くのは、普段気が付かなかったものにも気が付いてなかなか楽しかったです。

 

物件の傾向や相場がわかってきたら、よさげな物件について不動産屋にまずは電話で問い合わせ。

公表されている賃料や敷金より好条件の提示をされることもあるので、よっぽどムリ目の物件でない限り、問い合わせ前にあきらめることはありません。

検討している他物件の賃料を言ってみると下がることも。

 

2010/06/29 

 

町のランドマーク、旧市役所
町のランドマーク、旧市役所

2010年

2月

02日

予算のお話

独立するに当たって考えなければならないのが予算と開業資金です。

 

開業にかかる費用の多寡は、次の3点で決まってきます。

  • 事務所建物のグレード
  • 事務所の広さ
  • 事務所内装備品のグレード

建物グレードが高ければ家賃が高いゆえ敷金・保証金がかかります。

事務所広さも家賃に影響するし、内装を施す面積や備品の量が増えます。

事務所内装備品のグレードを上げれば当然ながら費用があがります。

 

同じ予算を使うと決まっている場合、広い物件を選ぶと備品ランクを下げなければならなかったり、逆に狭い物件ながら高級感を出せるということも考えられます。

 

しかしまあ、私が目指すグレードは決まっていて、例えて言えば、高級料理店でもなければ駅前うどん屋でもなく、幅広い層に支持される落ち着いたカフェというイメージでしょうか?

 

そうするとどの程度の広さの物件を選ぶかで開業費用がかわってきます。

 

15坪くらいの小物件に弁護士1人、事務員1人なら、相談室も1つでしょうし、電話も家庭用で足りる気がするし、ネットワークも最小限にして、地方での開業なら、感覚的にいって、予算300万円くらいでしょうか。

(運転資金や法律書などを揃える分は除きます。)

 

25坪くらいになってくると、敷金等も上がってくるし、もう少し設備投資もして、予算500万円くらいはみておきたいところ。

 

コスパのよい狭い物件で内装備品のグレードをあげるというのは、月々の固定費を圧迫しないので、なかなかおもしろい選択かもしれません。でも、広い物件に移転するときにもったいないので、次でも使えるものに限って投資ですね。

 

事務所と机と電話があれば、開業できると言われていたのは今は昔です。

そうはいっても、個人医院開業に比べれば、格安かもしれません。

2010年

2月

01日

物件を借りる時期

事務所を借りる時期は、一般的には開業3ヶ月くらい前と思います。

来年春に事務所を開業しようと思うと、実際に事務所を借り始めるのは年末か年明けくらいでしょうか。

改装などにどの程度時間がかかるかにもよりますが、あまり早くから借りると余分な賃料がかかります。かといってこれぞという物件に出会ったら借りてしまわないと、他の借り手がついてしまい悲しい思いをすることもあるでしょう。

地方では候補物件に限りがありますし、賃料も比較的安いので、物件が決まったら思い切って早めに借りてしまい、じっくり準備をするのも一案だと思います。

まだライバルがいないうちは、早めに契約する代わりに開業までの賃料をまけてもらうという交渉もしてみる価値があります。

駐車場が必要台数分附属していない場合は近くの月極駐車場を確保する必要がありますが、こちらも空きが出たら早めに押さえてしまわなければなりません。

 

2010/06/29

2010年

2月

01日

事務所物件の条件~グレード(設備・格・雰囲気など)

古い物件より築浅物件がよい。

階段だけよりエレベーターがあるほうがよい。

昔の和式トイレより最新式の洋式トイレがあるほうがよい。

耐震構造がしっかりしているほうがよい。

遮音性や断熱性が高いほうがよい。

セキュリティーがしっかりしているほうがよい。

日当たりや風通しもいいにこしたことはない。

 

要するに高級物件であれば兼ね備えているグレードをどこまで求めるかという問題です。

全部を備えた物件は地方には数少ないし、あっても大企業の地方営業所を主なターゲットにしているのでしょう、地方には似つかわしくないお値段です。

内装や水回りなどリフォームで対応できるものも含め、どこを重視し、どこを妥協するか。

物件によって一長一短ですが、お値段をにらみながらの悩みどころです。

 

2010/06/29 

 

2010年

2月

01日

事務所物件の条件~駐車場

都市部では不要だけど地方では必須の設備が駐車場です。

地方の駐車場完備の物件は、都市部の駅近物件にあたるといえます。

 

駐車場が付属していない場合は近隣の駐車場を確保しないといけません。

裁判所付近の駐車場の相場は、1台月7000~9000円といったところで、8000円が平均的です。

 

1人事務所とはいえ、弁護士・事務員用に2~3台、お客さん用に2~3台と、最低4台分、できれば6台分を確保したいところです。

立地を優先する場合には、弁護士・事務員用の駐車場は多少離れた場所でもやむを得ません。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

01日

事務所物件の条件~賃料

事務所賃料は、人件費と並んで固定費として大きな割合を占めるので重要です。

共同事務所は固定費を分担できるのがスケールメリットですが、大きな固定費を背負うのは1人事務所には荷が重いです。

独立理由の1つに家庭との両立があればなおさらです。

 

狭くて古い物件はかなり安くからありますが、予算の許す限り、広さに余裕が欲しいところです。

都会ではオフィス物件よりマンション物件が安く借りられるようですが、地方にはオフィス利用可のマンションはあまりありません。

 

地方の場合、都会に比べれば賃料は安いです。

しかし、地価や給与水準も低いため、訴額の低い事件が多く、結果として報酬の水準も低めです。

希望としては駐車場込みで15万円くらい、上限で20万円前後までの物件を候補に探すことにしました。

 

2010/06/29

 

2010年

2月

01日

事務所物件の条件~立地

立地のポイントとしてはアクセスと環境が挙げられます。

 

アクセスは次の3つの点を考慮する必要があります。

1 裁判所へのアクセス

 裁判業務中心の弁護士はしょっちゅう裁判所へ行きますので重要です。

2 お客様のアクセス

 地方では車でのアクセスが便利なことが重要です。逆に駅近要件は不要。

3 自宅からのアクセス

 自宅と裁判所の間に事務所を構えるのが効率がいいです。

 

環境は、ビジネス街や官庁街、落ち着いた雰囲気の町、緑が多い場所がよい環境といえます。

飲屋街や風俗街はやっぱり困ります。

 

飛び込み相談はあまりないので、表通りに面していなくてもいいですが、裏通りにしても、道順を説明しやすいところで、車が入りやすい道幅がほしいですね。


あたりまえのことですが、アクセス便利でよい環境の物件は人気もあるし、賃料もそれなりにいたします。

 

2010/06/28

 

2010年

2月

01日

事務所物件の条件~広さ

聞くところによると、弁護士事務所の広さは、10坪×弁護士人数+5坪が目安だそうです。

そうすると1人開業の場合は、最低15坪。約50㎡ということになります。

 

将来的に事務員を増やしたり、修習生や研修生が来たり、複数弁護士事務所になっても引っ越しをしなくて済んだりすることを考えると、25坪~30坪くらいあればベストといえそうです。

 

そうかといって広さが倍だから値段も倍ということでは困るわけで、15坪~30坪くらいの物件を、その他の条件との折り合いをつけながら探すことにしました。

 

2010/06/28

 

 

2010年

2月

01日

事務所物件の条件

事務所を開くにはいろいろな準備がありますが、やっぱりハコが決まらないと具体的なイメージもわきませんし、準備に取りかかることも出来ません。

逆にハコが決まれば、自ずと準備は進んでいきます。

 

ハコ選びは他の準備に比べて時間もお金もかかるので、私のように独立まで1年以上あったとしても、物件探しに着手して早すぎることはないでしょう。

私がポイントとして考慮したのは主に次の5点です。

1 立地

2 広さ

3 賃料

4 駐車場

5 グレード(設備・格・雰囲気など)

 

そのほかに間取りも重要ですが、間取りや内装はある程度リフォームでカバー可能なので、サブの条件としました。

 

2010/06/28

 

2010年

2月

01日

どんな規模の事務所を作るか

独立するに当たっては、1人で新規事務所を開くケースと、複数人で共同事務所を作るケースがあると思います。

 

すでにある他の事務所に移籍する方法もあるかと思いますが、小さな弁護士会では、利害対立も濃く、あまり現実的ではありません。

 

このあたりでは10年くらい前までは複数事務所は有りませんでしたが、その後どんどん増え、今では脂ののった弁護士の事務所は2~3人の複数弁護士事務所になっているのが普通になってきました。

 

今回、ちょうど独立する頃合いの方がいれば、一緒に独立というのもよかったのですが、弁護士数も少なく、同じようなタイミングで独立される方はいません。

軌道に乗るかどうかわからないのにいきなり勤務弁護士を入れる度胸もないので、当初は1人事務所を開設することにしました。

 

2010/06/28

 

2010年

2月

01日

どんな事務所を作るか

地方の弁護士は町の何でも屋さんであることが多いです。

それでも、商事分野に強いところ、労働問題の取り扱いが多いところ、刑事事件に熱心なところ、債務整理に力を入れているところ…など、ポイントの置き所は様々です。

どの分野も取り扱うにしても、何か特色や売りが欲しいところです。

 

自分について考えると、自分の実力とは関係ないですが、やはり女性であることが他の弁護士と差別化を図りやすいところです。

私が入会してからしばらくは県内に女性会員は私だけという時期がありました。

ここ数年、ようやく身近にも女性弁護士が増えてきましたが、まだまだ男性弁護士に比べれば少なく、女性弁護士を希望する方というのは定期的にいらっしゃいますので、ありきたりではありますが、そのようなニーズに応えられる事務所を作るのをまずは目標としていきます。

 

もっとも、私は離婚での男性の代理人をすることも結構あります。相手方の気持ちがわかるのではと女性弁護士を希望される男性もいらっしゃいますね。

 

いずれにしろ、企業法務中心ではなく、家事事件・個人の一般民事事件が中心の事務所となると思いますので、日頃弁護士に縁のない方が相談をしやすい、敷居の低い事務所を作りたいと思います。

そして悩みを持って訪れる方にほっとしてもらえる空間になればと思います。

 

2010/06/28

 

2010年

2月

01日

独立を検討した時期と独立の時期

独立を決意した理由については追々書きますが、所長との間で独立について最初に話が出たのは2009年12月でした。

長年お世話になった事務所でしたが、個人的な事情もあり、2010年2月ころまでには独立の方向で気持ちを固めました。

 

独立の時期としては、現在の事務所の新しい勤務弁護士の採用時期や会計年度を考えると、2011年1月がいちばん望ましかったです。

しかし、個人的な事情から、2011年春まで現在の事務所に籍を置かせてもらい、3月か4月に新事務所をオープンさせることを目標としました。

 

2010年

2月

01日

自己紹介です

弁護士登録:平成13年10月(54期)

性別:女性

所属弁護士会:ある小規模単位会

現在の就業状況:勤務弁護士として3年勤めた事務所でパートナーとなり現在に至る。

プライベート:既婚。法曹関係者ではありません。子、現在なし。

趣味:旅行、クラシック音楽

        

2010年

2月

01日

法律事務所を作ろう

このたび、来年2011年春の独立を目指して準備をすることになりました。

司法改革による弁護士増により、早期に独立する若い方が増えていますが、来年春ですと私は10年目になりますので、中堅どころといってよいでしょう。

 

このブログでは、主に自分の防備録のために開業準備の過程を綴っていきたいと思います。

他の独立開業される方の参考にもなれば幸いです。

 

なお、2010年6月までの分は6月末ころに遡って記載しています。この文章は6月28日に書いています。